白露に
風の吹きしく
秋の野は
つらぬきとめぬ
玉ぞちりける
文屋朝康
◯一般的な解釈
草葉と白露に
風がしきりに吹く秋の野では
糸を通していない真珠の玉が散らばっているようだ。
・白露
草葉の上で白く光る露。
・吹きしく
吹き頻る(フキシキル)。
頻りに吹いていること。
・つらぬきとめぬ
糸で貫いていない
・玉→真珠
◯山口志道の解釈
秋の野の草葉の白露に、頻りに風が吹いて、糸で貫いていない玉が散るように、露の玉を吹き払う。
◯一般的な解釈と志道の解釈の違い
特に無いようですね
◯文屋朝康 ふんやのあさやす
九世紀後半から十世紀初頭の人。
文屋康秀の子。
この百人一首シリーズでは江戸時代の国学者、山口志道著「百首正解」を現代人にもわかるようまとめています。
山口志道は言霊や神代学に精通しており、ひふみ神示の岡本天明や合気道開祖の植芝盛平、大本の出口王仁三郎らに多大な影響を与えています。
鷹屋敷洋史
参考図書
・「百首正解」山口志道
・「言霊秘書 山口志道言霊霊学全集」八幡書店
・「原色小倉百人一首」文英堂
鈴木日出男 山口慎一 依田泰 共著
・「ちはやと覚える百人一首」講談社
漫画 末次由紀 著 あんの秀子
・「千年後の百人一首」リトルモア
清川あさみ+最果タヒ