大前研一氏の心に響く言葉より…
2025年4月20日、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、
関税強化をはじめとする自身の政策で支持率が下落する中、「
しかし、若いときに留学生としてMIT(
昨年2024年は空前の選挙イヤーであった。
そのような中で、「アメリカ・
「
トランプ氏の復帰は、まさにその象徴である。
また、
私の提案は、
加えて、2000兆円の個人金融資産の活用も重要だ。
そして、長期的には生成AI時代に適した「教育の抜本的な改革」
企業は、サプライチェーンのシフトとAIシフトを同時に進めていく必要があ
とくに後者は生成AIを開発するのではなく、「
「教育」という観点からは、
『ゲームチェンジ――トランプ2.0の世界と日本の戦い方』(プレジデント社)
大前研一氏はトランプ氏についてこう語る。
『私は「ドナルド・トランプ」という存在を、単なる一人の政治家ではなく、一種の「現象」であると捉えている。
彼の登場はアメリカの民主主義における一大転換点であり、その根底にはアメリカ国民の変質、そしてアメリカという国家のアイデンティティの揺らぎがあると考えている。
トランプ氏は歴代大統領の中で、最も品性に欠け、歴史に対する無知を隠そうともしない人物である。
にもかかわらず、いまだに共和党の岩盤支持層を中心に熱烈な支持を受けている。
彼らは「トランプは言ったことをやる」と評価する。
しかし、その内容は、国際秩序を破壊し、アメリカ国内を分断するものに他ならない。
彼の発言や方針には一貫性がなく、今日言ったことを翌日には変全と覆(くつがえ)すことも珍しくない。
彼は、正しい情報が提供されても、彼は誤りを認めないどころか、知らんふりをして、話題をそらそうとする。
この「トランプ現象」は、単にトランプ氏個人の資質にとどまらず、アメリカ国民そのものの変質を映し出している。
私は、アメリカが「もはやかつてのアメリカではなくなった」と痛感している。
もはや世界の模範でも自由主義陣営のリーダーでもないし、その気概すらない。
国民の側も、品性も知識も知恵も欠いた、下品の極みのようなリーダーを再び大統領に選ぶほど変質してしまったのである。』
では、傍若無人なトランプ氏に対して日本はどうしたらいいか、という問いに対して大前研一氏はこう語る。
『トランプ氏の言動に一喜一憂する必要はまったくない。
トランプ氏が打ち出す要求に対して、「あまり過剰に反応することはない」。
「柳に風」の姿勢、すなわち柔軟に、そして静かに状況を見守る戦略を推奨する。
なぜなら、彼自身が、今日言ったことを明日には覆すような人物だからだ。』
トランプショックという、世界規模での大きなゲームチェンジが始まった。
まさに今、パラダイムシフトの時。
「ゲームチェンジ」という言葉を胸に刻みたい。
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