今日の投稿は
手術の内容やその後のことを
書いています。
少々、痛々しい表現がありますこと
ご了解くださいね。
苦手な方は
前半を読みとばしてくださいね。
私が8月に手術したのは
子宮筋腫と卵巣のう腫という病気の
根治治療となる
子宮全摘出
両側卵巣摘出
というものでした。
手術前には様々な
葛藤が起こりましたね…。
女じゃなくなるような気がしたし
女性ホルモンが分泌されなくなるということは
どんなカラダになってしまうんだ?と
果てしなく不安で怖かった…
術後は喪失感を味わい
さぞ凹むかと思いきや・・・
現実は
痛みと向き合うことに必死でした。
まず、歩くのおぼつかず
とぼとぼとで
歩き過ぎるとお腹がはってくる…
お腹に力が入らないので
排便が辛いし
食欲もないので余計に便が出ない
尿をする時も膀胱が痛む…
これは
長年、腫れあがった子宮筋腫に圧迫されて
元に戻ろうとする時の痛みだと言われました。
まーもちろんこと
お腹を切ったところの
痛みはあります。
3か月たった今でも
チクチクすることがありますね・・・。
傷口の治りを早くするために
キズの上にテープをはるのですが
それをはがして張り替える時が
ものすごく怖くていたくて(泣)
時間もかかるのでした・・・。
傷痕は
おへその下から恥骨あたりまで
結構長いです。
術後すぐの自分のお腹は
腫れて内出血してて
もう、恐ろしくてとしか
いいようがなかったです。
…ま、ここまでは仕方のないことで
日にち薬と
割り切れたのですが
術後1カ月の検診時に
回復に向かっているとの
主治医の言葉に
ホッとしたのもつかの間
その後すぐに
女性ホルモンの分泌が止まったことによる
ホットフラッシュ(顔だけがカーッと熱くなる)や
頭痛・微熱・関節痛が続きました。
予想以上に辛く
ホルモン剤を処方してもらいましたね。
寝る前に
小さな錠剤を1粒飲むのですが
初めて飲んだ翌朝
劇的に
カラダがとても楽になったのでした。
女性ホルモンは
女性の生涯を通して
大きな湖に一滴ほどの分泌なのだそうです。
それが途絶えると
これほどまでに
反応するということに
カラダの機能の繊細さに
驚きました。
・・・これも、まー受け入れるしか仕方がなく・・・
今後何年かは飲み続けることも
あっさりと理解したのでした。
・・・でー
ここからが本題!
私のカラダの感覚の違いです。
はっきりとわかることは
「お腹の中がぎっしり詰まった」
という感覚です。
子宮と卵巣が無くなった部分は
腸やそのほかの臓器が
その場所を埋めるように寄っていくのですね。
まず、一番最初に
とても分かりやすかったのは
腹式呼吸をした時でした。
以前のように下腹部のあたりまで
息を吸い込んでも
ぷ~と膨らまない感じがしたのです。
あ~本当にないんだ~
それを実感した瞬間でもありました。
女性の子宮って
中は空洞になっている部分なのでね
その空洞が故に
クッションのような役割を
果たしていたんだなって
感じたのです。
子宮には
命が宿り
膨らみ
育み
また縮む・・・
柔軟であり
命をはぐくむ神聖な場所
そしてそして…
女性ってこの子宮という
空洞を持っているからこそ
「危ういのだな」って思ったのです。
カラダの中心といわれる
丹田(たんでん)という場所を知っていますか?
女性でいうとちょうど子宮あたりになるんですね。
その場所が空洞って
言ってみれば
手抜き工事の基礎工事の住宅のような・・・
土台部分に
固いものがないって感じなのですよ。
だけど、
おしりの穴をきゅっと締めて
丹田に意識を向けて力を入れると
カラダはとてつもなく
安定するのですね。
その場所が女性は
空洞になっているという訳なので
女性は土台というよりは
ボールのように柔らかいままで
揺れたり
凹んだり膨らんだりしながら
調和を取れば
土台がなくたって
安定は保たれる
・・・ってことだったんだな~
と気づいて
・・・強くあらねばとか
・・・しっかりせねばとか
そんな無理を続けるとね
子宮の周りガードするようにが固くなって
私のように
子宮筋腫を作り出してしまう
ってことなんだと思うのです。
子宮の中の柔らかさを保つには
周りを固めなければという錯覚…
女性ならではの柔軟さで
バランスを取ればよかっただけなのに
鎧をまとってしまった…
まさに!
私がこの病気になってしまった
生き方そのものを
省みているようでした。
実際、摘出した私の子宮の画像を
見せてもらったら
腫れてこぶができていたところが
筋ばって固くなっていて
繊筋症(せんきんしょう)
という状態だったのです。
右側の卵巣はチョコレートのう腫と言って
血の塊のように黒っぽく
左側の3倍に腫れあがっていて
左側にも同じように
チョコレートのう腫の出来かけが
あったのでした。
卵巣は本来
卵を作りだす・・・
いわゆる排卵するという
分泌する場所です。
なのに、生理の時に
出血したものが
卵管を通って
逆流することがあるらしく
それがたまることが
チョコレートのう腫の原因だと
言われています。
一旦出したものを
呑み込んでしまったという
私の卵巣のことを考えたらね…
私、どんだけ、
自分の思いを押し殺してきたんだろう???
・・・と泣けたよね。
なので、退院前の
診察で見た
子宮と卵巣の写真は
衝撃だったけど
次の瞬間
よく頑張ってきたねー
ありがとうねー(泣)
…って心の中で呟いて
じわじわと込み上げてしまいましたね。
そして今、
よくわかるのです…
子宮を失くして…
子宮のあのふわふわした
お腹の奥に
空洞があったおかげで
起き上りこぼしのように
あっちに揺れたり
こっちに揺れても
起き上ってこれたことを。
そして、ギュッと詰まった
お腹になった
今の私のお腹は
男性のお腹の中に近いことを思うと
男性のどっしり感は
このぎゅうぎゅう詰めのお腹の安定感から
来るんだと。
今思えば
あの不安定な感覚が懐かしいです。
両方の感覚を
この人生で味わっている私は
これを伝えておきたいという
使命感を
勝手に持ってしまったようです(笑)
私の周りにも
子宮筋腫という病気を持っている方は
多いです。
そんな女性に
知ってほしい・・・
あなたの子宮は
一生懸命
メッセージを送っているんだよーって。
頑張りすぎて
ガチガチにならないでね
そして、私と同じような境遇の方へ
子宮をなくしたら
余計に女として生きたくなった私がいますよ。
それを体現していくことが
これからの私の
もう一つのミッションのような気がしています!
