自分に自信がない人は、

自信をつけるための一つの方法として、

「あんな風になりたい」「あんな風になれれば」と

なりたい姿=「いいセルフイメージ」を

思い描いて同じようになろうとします。

 

 

この「いいセルフイメージ」とは、

「そうなりたいと目指す自分」や

「目標とする自分」のイメージです。

 

それは、

「目標をもつ」ということですので、

成長したり、自分を変えていくためには

とても大切でだし効果がある方法です。

 

 

この「いいセルフイメージ」には

実は2通りの持ち方があって、

これを間違えると、

全く真逆に作用してしまいます!

 

カウンセリングでも、

間違った持ち方をしている方が多くて、

勿体無いことに、

そもそもの自分の能力や魅力や長所、

可能性などを制限してしまっていて、

逆にマイナスの方向に向かっていた。。。。

なんてことがよく見つかったりしますね。

 

 

ちなみに今までも何百回も説明していますが、

「セルフイメージ」を再定義すると・・・

 

「自分が自分のことをどう思っているか、

 どんな人だと思っているか」

ということですね。

 

そのセルフイメージが

「今の自分がダメ」だから、

皆変わろうと頑張るのですが、

 

その「今の自分」を

・「受け入れ難くて」
 いいセルフイメージを持って変わろうとしているのか

 

・「ダメな自分を受け入れた」上で、
 いいセルフイメージを携え試行錯誤しているのか

 

超超超重要!!!なのです。

 

自信がない人、

自分を受け入れられない人、

自分を罰している人、

他人軸な人、

は「ダメな自分を受け入れずに」

理想のセルフイメージだけをもとうとします。

 

つまり、

今の自分を否定して「別人」になろう

としてしまっているのですね。

 

すると、

表面上だけを見て真似したり、

あの人になろうと頑張ったりし・・・・

華やかな姿だけを出してリア充を装ってみたり・・・

して、中身は変えずに、

人からの見た目や人からの評価を上げるためだけに

全力をあげるようになります。

 

逆に、

「ダメな自分を受け入れる」ことができると、

自分が持っている良いところ・・

例えば、能力、学歴、性格、可能性、特技、

長所、周りの人、有形無形の財産、などなど・・・

「自分にあるもの」に気づきます。

 

人は誰でもいい部分を持っているのですが、

前者のパターンの人は、

これらをすべて「ない」と思ってしまっているのです。

うーん、かなりもったいないですよね。

 

そればかりか、

「自分はダメなんだ」と自分で自分の価値を下げて、

「別のものを付け足せばいい」

「他のものと置き換えればいい」

と自分を捨てて別のもの=他人になろうとすることで

自信をつけようとしているのです。

 

じゃ、私はどっちなの?

というあなたに判断方法を簡単にお教えしますね!

 

誰か特定の人を過度に尊敬してたり、

羨んでいたり、

気に入られようとしていたり、

その人と自分を対比してしまっていないか?

 

当てはまる人やそのようなクセがある人は要注意です!

 

 

「いいセルフイメージをもつこと」は、

とても大切で必要なことですが、

大事なのは、

今の自分の良いところも

足りないところも認めたうえで、

「その上でどうなりたいか」なのです。

 

「自分の否定」したままで持つ

「いいセルフイメージ」は、

本当の意味での「いいセルフイメージ」ではありません。

 

そればかりか、

自分を騙し続けることになってしまい、

かえって自己否定の重ね塗りになって

苦しんでしまいます。

(残念ながらこういう人も結構多いのですね・・・)

 

今の自分を否定しているということは、

自分の能力、魅力、可能性、長所でさえも

否定しているということ。

 

自分を否定したまま、

取り繕うように持った「いいセルフイメージ」は

薄く脆く、他人にも見透かされ、

自分をも苦しめます。

 

それは、

土台が無いところに外見だけ飾った

ハリボテの家を建てて、

雨が降ったら崩れやしないかと

心配し続けるような感じですね。

 

ということで、

ひらっちのココロの処方箋は・・・

 

まず、大事なのは、

自分のダメなところを、

失望せず、否定せず、責めず、

素晴らしいところも、

遠慮せず、恥ずかしがらず、

人と比べずに「自分」というものを、

受け入れていくことです。

 

ここを丁寧にやってみてください。

 

これができると、

(これ言っちゃ元も子もないけど)

実は「いいセルフイメージ」なんて

持つ必要なんてないのです(笑)

 

それは、

「あ、私って案外素晴らしいし、

 ダメなところがあってもいいかー」

「無理してハリボテしなくても良かったんだなー」

って気づいて、

自分の中に本物の「自信のかけら」が

見つかるからなのですね。

 

公認心理士・心理カウンセラー

平川 裕勝

 

 

明後日から「初冬のバカンス」へ行ってきまーす^ ^