Part1(こちら)、Part2(こちら)、Part3(こちら)、Part4(こちら)の続きとなります![]()
今回は、映画「ファーストラヴ」の観た感想を、あらすじと共に書いていきたいと思います![]()
早く書きたかったのですが、奥深くなかなか難しい映画だったので、
どこからどう書いていいのか、しばらく悩んでました![]()
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何気ないセリフや場面で、生い立ちや過去のトラウマや心の傷などを
理解する事ができるかどうか![]()
多分、一回観ただけでは、本当の真意には辿り着けないと思いますし、
人それぞれで解釈の違いは起こるだろうなって思います![]()
今回、2回観たのですが、それでも分からない部分が多々あって、
いろいろ感想を言い合ったりして、ようやく真相に辿りつけたのかも〜って感じです![]()
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チケットと入場時にもらったチラシです![]()
感染対策なのでしょうか、チケットはもぎりませんでした。
ここからは感想を挟みつつ、
ネタバレを含む内容を書いていきたいと思います。
けっこう真相を付いた部分も書いてあるので、これから観ようと思ってる人は、見ないほうがいいかも。
あと、けっこう長いと思うので、読まれる方はお時間ある時をお勧めします![]()
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舞台挨拶(こちら)が終わったあと、すぐに上映が始まりました![]()
父(那雄人・板尾創路)を殺してしまった聖山環菜(芳根京子)は、
「動機はそちらで見つけてください」
と言った言葉が世間にクローズアップされてしまい、
かなり精神的におかしくなっているイメージ。
この事件に関わる事になった、臨床心理士の真壁由紀(北川景子)と、
国選弁護人として担当する事になった、庵野迦葉(あんのかしょう・中村倫也)が
タッグを組んで事件の真相解明に挑んでいきます![]()
しかしそこには、いろんな人のぞれぞれの過去の事象が絡み合い、
複雑でミステリアスなストーリーになっていきます。
まず、由紀と迦葉は大学時代に恋仲になっています。
自分と似ている物(背負っている物)を感じた2人だったはずなのに、
むしろそれが原因で、ある日のちょっとした言葉のかけ違いで、別々の道へ。
その後に由紀は、迦葉が本当の兄のように慕っていて大好きな真壁我聞(窪塚洋介)と、
絵の展覧会をきっかけに結婚。
我聞の絵の話しを紹介したのは、迦葉だったのですが、
そんな近い関係の人と由紀は結婚しちゃったんだ〜ってところで、ちょっと驚いた![]()
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由紀は環菜に面会に行って、いろいろ話しを聞いて、心に近づき探ろうとする。
そこでリストカットの跡を目にしたり、目の焦点があってなかったり、急に怒り出したり、
話しがコロコロ変わるし、違和感や矛盾を感じる事に。
由紀は環菜に自分と近い何かを感じて、ますます環菜の力になりたいと思う。
面会のシーンで、すりガラスに写ってる由紀と環菜の顔が重なるシーンは、
2人に共通する何かがある!と言うのを表現しているシーンなので、見逃せないポイント![]()
また、芳根京子さんの喜怒哀楽の激しい迫真の演技はみものです![]()
環菜が幼少期に関わった男性を探し出し、どんな事があったのか、
どんな関係だったのか聞き出し、
また、手がかりを得ようと、環菜の母(昭菜・木村佳乃)に迦葉と話しを聞きに行ったり。
母(昭菜)はこれまた、一癖あって性格キツい感じで大変![]()
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「あの子が全て悪いのよ!」とか、環菜のリストカットの跡は、「鶏に引っ掻かれたんでしょ!」
そう言ってたから!とかって、全く娘を可愛いと思っていない様子。
裁判では検察側の証言に立つというのだから、不思議でしょうがない。
いろいろ調べていく中で、
環菜が幼少の頃、画家の父(那雄人・板尾創路)にデッサンモデルを無理やりやらされていて、
環菜は洋服を着ているが、周りには裸の大人の男性が何人も立ってる環境だった事、
デッサン後の食事会では、男性が近くに寄ってきて、常に怖い思いをしていた様子だったことが判明する。
そんなあり得ない環境の生活を強いられ、環菜の心は閉ざされていきました![]()
この父がまたニコリともしない冷め切った性格で怖い感じ💦
そんな時、偶然に出会った歳上の大人の裕二君に恋をしてしまい、
逃げ込むようにアパートに泊まったり通ったりする。
環菜にとっては、この人がこれまでの人生で本当に好きになった人で、
ファーストラヴだったみたい。
しかし、それが父にバレて連れ戻されてしまう。
泣きながらまたアパートに助けを求めにやってきたが、
裕二君は断固拒否をしてしまう。
そして、由紀も幼少期に父に対するトラウマを抱えており、
それが度々思い出され、過呼吸になって苦しんでしまうくらい。
それはある日、
車のダッシュボードに若い女の子の大量の写真が入っているのを発見してしまう![]()
それは、自分の父が度々海外に行って、若い女の子を買っていたと言う衝撃の事実だった。
昔から由紀は父の目線がずっと怖いと思っていて、
当初はそれが何を意味するのか分からなかったが、成人式の日、
母は父の行いを由紀に全て話す。
そして、「まぁしょうがないわね」と言う感じで母は父を許してしまっている。
そんな事実を知り、由紀は泣き崩れて大ショックを受ける!
由紀は、こんなありえない両親の元から産まれた自分の事も、
相当嫌いなってしまった事でしょう![]()
そんな時、大学のキャンパスで迦葉にナンパされて出会います。
焼き肉屋さんで、いろいろ話し意気投合。
迦葉がお店からハサミを借りて、外で由紀の髪を切るのですが、
「え〜!お肉を切るハサミなのにありえない〜!」とみんな思うはず。笑
しかも店員さん、チラッとのぞいて何も言わずにお店の中に戻ってしまうし![]()
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迦葉は過去にこれを何度かやってる感じで、店員さんにとっては、
「またやってるわあの子」みたいな感じかも。と、
2回目にこの映画を観た時に、副音声を聞いたのですが、中村倫也さんがそう言ってました![]()
途中で、若かりし学生時代のシーンになって、
デートではしゃいでるシーンがたくさん映るんですが、
まぁ絵に描いたように、仲良さげで可愛らいしく、素敵な爽やかカップル!って感じです![]()
デートを重ね、初めて関係を持った夜(キスは結構激しくやってた!![]()
)
うまくできなくって、迦葉が「あれ、軽く2桁も経験あるのにこんな事ってあるんだ。」みたな感じで言った事に、
由紀はかなり怒りとショックを受け(ちなみに由紀は初体験)
「それってただのセックス依存症でしょ
母親に愛されなかったから
」
だったかな。こんな感じで言い放ちます!
そう、迦葉は実の親には育てられておらず、一番突いて欲しくなかった事をズバリと言われて
怒り狂い、由紀の首を締めてあげてしまうのです!![]()
しばらくして我に返った迦葉は、ホテルの壁をガン
と叩き穴を開けてホテルを出ていく。
これで由紀と迦葉の恋愛は終わったのである!![]()
舞台挨拶では、壁に綺麗に穴が空いた事に北川景子さんはかなり感心されてました。笑
あんなに綺麗に空くんだ〜って感じで![]()
こんな過去があった2人がタッグを組んで事件に向かうわけですから、
そりゃ、途中で喧嘩した時に、過去の話しを蒸し返すわけで、
「由紀は患者を利用して自分を救おうとしてる。トラウマを反映している、
本当の気持ちを隠してる。我聞は父の事を知ってるのか!」とかだったかな。
詳しくは忘れてしまったけど、そんな事を言い放ち、由紀は過呼吸になって外に飛び出し、
車に跳ねられてしまう!![]()
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病院で意識を取り戻すと、そこには夫の我聞が。
由紀はこれまで黙ってた、自分の父親の事、迦葉との関係の事をここで全部話す。
すると我聞は、迦葉との関係は気づいていたし、迦葉から聞かされて知っていたとの事。
迦葉は「大切な人だったけど恋愛ではなかった」と言っていたとの事を由紀に話す。
「過去の出来事の全てが、今の由紀を作っている全てだから」
みたいな感じの優しい言葉をかける。
それを聞いて、「なんだ、全部知ってたんだ」と安心する由紀。
これらの会話を病室のドアの所で聞いていた迦葉。
安心したかのように、スッと帰っていくのであった。
お〜!迦葉よ!心中はいかに![]()
本当は由紀の事が大好きなんだろうな〜、今でもとても大切な人なんだろうな〜って思うと、
その去っていく背中はとっても切なく悲しく感じてしまうのである![]()
由紀と迦葉にとっては、この恋愛が互いにファーストラヴ だったのかもしれない![]()
ここらのシーンは見逃せないシーンなので、
もし今後観られる方は、ぜひじっくりと噛み締めて見て欲しいです![]()
映画の終盤のでは、いよいよ裁判となります。
迦葉は、環菜が事件を起こすまでの過程で、育ってきた家庭環境がかなり大きな影響があると弁護します。
環菜も、しっかりと自分の正直な気持ちを話します。
殺す気はなかった。父と揉み合いになった時に、偶然にも刺さってしまった。と事実をしっかりと話す。
直前の面接で、複数の面接官が見ていて、デッサンの事を思い出して動揺してしまって、
面接に落ちた事を父に知られるとまた叱られると思いそこでまたリストカットに走ってしまった。
などいろいろと。
環菜の母(昭菜)は、相変わらず暴走〜!![]()
そしてなんと!
大好きだった歳上の裕二君も、勇気を出して証言しに来てくれて、
当時の環菜を取り巻く異様な生活環境や、もっと彼自身、何か助ける事が出来たんじゃないかと話してくれました。
それによって、環菜の心も救われたと思います。
しかし弁護の甲斐なく、懲役8年の実刑判決が確定![]()
裁判が終わったあと、女子トイレで由紀は環菜の母(昭菜)と一緒になってしまう。
そこで由紀が見たのは、昭菜の腕には多数のリストカットの跡が![]()
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ここもとっても重要な意味を示すのですが、その意味は分からなかったな〜!![]()
ここを感づいた人はなかなか凄いと思うし、
より映画を面白く観れたんじゃないかと思います。
いろいろ調べたりしてみた所、どうやら環菜の母も実は幼少期から親から虐待を受けていて、
結局、同じ事を実の子供にしてしまっていると言う現実。
環菜への虐待に真剣に向き合うと、自分の過去の心の傷も蒸し返してしまい、
精神が崩壊してしまうかもしれない。という感じだったのかも。
副音声では、母のセリフがあったとの事を監督さんが言ってました。
でも、無くしたとの事です。もし入れるとしたら、どんなセリフだったのかなぁ。
なんて思ってしまいますが、なかったほうがより深くに考えられますし、なくって正解だったように思います。
結局、無罪は勝ち取れなかったけど、環菜はずがすがしい気持ちで刑に服す事に。
ある日、刑務所の環菜から由紀に届いた手紙には、前向きな内容が書かれていました。
きっと、初めて面と向かって話しを聞いてくれる大人と対峙して、
心の闇にしまっていた事を初めて全部話せたって事で、環菜はすがすがしい気持ちになれたのでしょう![]()
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そして由紀もまた、今回の事をきっかけに長年心の奥深くに抱えていた苦しみと向かい合い、
そしてその苦しみから、少し開放されて一歩前へ進むことが出来たことでしょう![]()
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迦葉はきっと、変わらず由紀を好きな気持ちはあるけど、
大切で好きな2人(由紀と我聞)が、
幸せな日々をおくっている事を嬉しく思った事でしょう![]()
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あとそれと、弁護士事務所のシーンで、
由紀と迦葉が話してる時に、チラチラと写り込む秘書の女性にも注目。
副音声で皆さん、この秘書の目線や動きでかなり盛り上がってました![]()
書ききれなかったですが、地方に事件の調査に行って詳しく調べたり、
由紀の夫、我聞がと〜っても優しくて素敵なので、
こんな旦那さんいいな〜って思う人は多いかも![]()
ちなみに副音声というのは、最近の映画ではスマホにアプリを入れて、
上映と同時にキャストの皆さんの話しをイヤホンで聞けるサービスがあります。
映画のセリフとキャストの話しを同時に聞く事になるので、結構大変ですが、
裏話しをたくさん聞けて、なかなか面白かったです![]()
この映画の中では、
ファーストラヴ (初恋や本気の恋)は基本的にはハッピーな物ではなく、
苦い思い出でなのかも。という感じでしょうか。
また、幼少期の体験(育てられかた)や記憶というのは、
少なからずその後の人生や人格にも、影響を及ぼすものなのかもしれないですね。
「映画の解釈は人それぞれあると思います」
って舞台挨拶でも言ってましたし、ほんとそうだろうなって思います。
主題歌にのせたダイジェスト映像ありましたので、貼っておきます![]()
けっこう重たい内容の映画ではありますが、深く考えさせられる事は多々ありました。
気になった方は、よかったら見てみてください![]()
以上、
「⑤映画「ファーストラヴ」を観てきました!(感想・ネタバレあり)北川景子×中村倫也」
でした〜!
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