村に家を買って

6年目になる

私はずっと転勤族の子に育ち

安住の家がなかった。

結婚して家を建てて、自分の家と思えたし

嬉しかった。だけど離婚して出てしまったから。。。

家を買ったのが嬉しくて

やっと終の住処だなと嬉しかった。


もうすぐ6年


この家を奇跡的出会いがあり、 

買うことができた。

中古で安かったけど

しっかりした作りで、直したらまだまだ

大丈夫と、念入りに気にいるように

古いメーカーさんに頼んだ。

とっても良くしてくださり

丁寧に見ていただき

年末近くに引き渡しだった。


最後に責任者さんは

うちの家族を『みなさん優しいから』

と、褒めてくださり

だから、頑張ったんだよという

ニュアンスが伝わった。


そしてクリスマス。

前日のイブに、うちが入金をすませて

連絡をした翌日

確認したから、役目を果たした

と、いうかのように

責任者さんは、車の中で命を終えた。

ずっと決めていて

うちの家を最後の仕事にしようと

決めていたと思う。


この庭をグリーフの庭にしたいんです。


私がその責任者さんに

内容自体を伝えた時

それはいいですね。と庭を遠い目で見つめていた。

すでに覚悟はできていたのだろう。


だから私はこの土地を増やし

庭にして、手を入れてきた。

もうすぐ、工事が始まり

少し形がととのうのだけど

この庭は絶対に完成させたい。


悲しみを抱えた人が

涙を落として

思い出しては泣ける場所と時間を

お届けしたいと願っている。


その責任者さんの為にも

絶対に完成したいから。

彼の魂が、庭にいられるように

密かに願っています。




ここは

緑と花で埋め尽くすんだ

そう決めています。







マリア