息子が中学時代の期末テスト前に、テレビゲームをしているのを見てイライラした私はこう言いました。
「いつまでゲームやってるの?」
リビングのテレビでゲームをしていた息子は、ゲームをやめて自分の部屋に入って行きました。
それで私のイライラはいったん納まりましたが、私の本音はゲームをやめさせることだったのか?
違います。「テスト勉強をして欲しい」だったんです。
なぜか?
「テストで良い点をとって欲しい」からです。(親のエゴでした~
)

本音をなるべく遠まわしではなく伝える技術として、Iメッセージというものがあります。
なにか
して欲しくないこと
して欲しいこと
を伝えたいとします。
たとえば
夫婦間(妻→夫)
靴下を脱ぎっぱなしにするのをやめて欲しい
トイレは座ってして欲しい
家事を手伝って欲しい
親子間(親→子)
宿題を自分からすすんでやって欲しい
忘れ物をしないで欲しい
して欲しいこと、して欲しくないことが欲求としてあるのは普通だと思います。
そこは我慢しないくて良いのですが、
相手を支配コントロールして自分の思うとおりにさせようとするのは無理があると知っておきましょう。
あくまで伝えることは出来ますが、相手に「NO]と言う権利はあると知っておくこと。
反対に自分がやりたくないことを要求された場合を考えてみて下さい。
「NO」と言えない要求をされると不満や恨みがおきてしまいますよね。
本音) 家事を手伝って欲しい
失敗例) 「あなたは良いわね~休みの日にゴルフ誘われて」 (顔は笑ってない)
本音) 宿題を自分からすすんでやって欲しい
失敗例) 「まだ宿題やってないの~?」 (イライラしながら)
相手には「なんか機嫌が悪そうだな」という事しか伝わりません。
そればかりか、非難してる気持ちが乗るので反感をかわれてしまうかもしれません。
Iメッセージというのは、
相手(YOU)を批判したり非難したりせずに
自分(I)の気持ちを表現する伝え方です。
つまり本音トークです。
Iメッセージの作り方をご紹介しますね。

1)相手の行動を述べる(批判、非難はNG,事実をそのまま言う)
2)自分の感情を述べる(正直にストレートに)
3)相手の行動による自分への影響を具体的にはっきりと言う
私が息子に言いたかったことを、Iメッセージで言い換えると
1)期末テスト前にテレビゲームばかりしていると
2)テストで低い点をとるのではないかと心配になり
3)他のことが手につかなくなるほどイライラしてしまう
ちゃんと本音を話せましたよ!
このとき、息子がどうしたかというと、キョトンとして部屋に戻っていきました。
本音が話せたとしても、彼がテスト勉強をしたかどうかは不明です(笑)
ただ、言った後の私はスッキリ。
自分の言いたいことが本音で話せたので、あとは彼の人生だから口出ししないで良い!と思えるようになり気持ちがラクになりました。
「いつまでゲームやってるの?」とイライラしながら言って息子をリビングから追い出しただけの時は、
彼が自分の部屋に戻ってからもイライラはおさまらず、子ども部屋に行き「勉強してるの?」と追い討ちかけたりしてました。
案の定、彼は部屋でマンガをよんで笑ってましたが(笑)
Iメッセージで伝えたからといって、相手が自分の要求を受け入れるとは限りません。
(支配、コントロールは不可能だから)
けれど自分の本音をストレートに伝えられると「あとは相手次第」と思うことができます。
またIメッセージを意識しはじめると、自分の隠れた本音を知る事ができます。
誰かに対してイライラしたりモヤモヤしたりしたとき、その相手に直接伝えるかどうかは関係なく、
自分の本音をIメッセージを使って文章にしてみると案外スッキリすることもありますので、お試しください。

