今日は、アクティブリスニングのさまざまなテクニックについてまとめてみます。
こちらの記事(愛ある傾聴~アクティブリスニング)にも書きましたが、
アクティブリスニングの技術が自在に使えるようになる事と同時に、傾聴の姿勢と態度が大切です。
アクティブリスニングのテクニックには、言葉使いの技術と態度の技術があります。
コミュニケーションというと、言葉を使ったものを想像しがちですが、
言葉を使ったバーバルコミュニケーションと
態度で伝えるノンバーバル(非言語)コミュニケーションのどちらも大切な要素です。
あいづち
「そうなんですね」「なるほど」など適度なあいづちで肯定的な態度を示す
共感
相手が訴えていること、伝えようとしていることを理解していると相手に伝えます。
テクニック的には、相手が話した言葉をそのまま返す方法と、相手の感情を想像して共感的に伝える方法があります。
(例その1)
話し手「仕事を終えて大急ぎで買い物をすませて家に帰って、それから夕食の準備をするのですが、
夫は自分だけお風呂に入ってビールを飲んでテレビを見て笑ったりしてるんです。腹が立ちます」
聞き手「それは腹が立ちますよね」(相手が感情を言った場合はそのまま返す)
(例その2)
話し手「いつも私ばかりが忙しくて、夫は全然手伝ってくれないんです」
聞き手「それは大変でしょうね」(相手が感情を言わなかった場合は相手の立場にたって感じた事を言葉にする)
もしも、想像して話した事が的外れだったとしても大丈夫。話し手が本当の気持ちを話すきっかけになる場合もあります。
聞き手「それは大変でしょうね」(
話し手「いえ、大変だけれど私は家事が好きなので楽しいんです。ただ夫が『ありがとう』と言ってくれないのが不満なだけなんです」
オープン・エンド・クエスチョン(開かれた質問)
YESかNOで答えられる質問をクローズド・エンド・クエスチョンと呼びます。
はいかいいえで答えられる質問をすると、会話がそれで終わってしまいますよね。
アクティブリスニングで、最も大切なのは開かれた「質問」です。
「いつ、だれが、何を、どこで、どうした」という点を、話のツボをとらえながらうまく引き出していくことが大事ですが
テクニックに走りすぎて質問が「詰問」にならないよう気をつけたいものです。
私は、下記のような質問を意識的にタイミングを見てはさむようにしています。
「それであなたはどう感じたのですか?」
「どうなることが理想ですか?」
「何が一番問題だと思いますか?」
態度で伝えるアクティブリスニングも、参考程度にご覧下さい。
視線
相手の目を見て話す(あまりジロジロ見過ぎない程度に)
キョロキョロ視線を動かさない
表情
柔らかい微笑み、相手の表情に合わせることを意識する
声のトーン
会話の内容や相手の話し方に合わせる
姿勢や体の向き
話しやすい場を作る、体の向きは正面か斜め前
腕組みや貧乏ゆすりはNG

アクティブリスニングのテクニックは、「相談を受けた側」の聴き方として使えます。
たとえば、お母さんお父さんが子どもの話を聞いてあげるとき。
また職場で上司が部下の相談に耳を傾けるときなど。
また、美容室やエステサロンやネイルサロンなどのお仕事や
各種相談業のお仕事の方にも有効です。
次回は、自分の言いたい事を相手に伝える方法、テクニックをご紹介しますね。
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