そこに気がつけたら
なんだか気が抜けちゃいました。(苦笑)
花と言葉の癒しサロン
花のしらべ*真由美です。
私ごとですが、私が結婚したのは
もう20数年前のことです。
お嫁に行く私に、母は着物を一式揃えて
持たせてくれました。
だけど私は、そんな母の気持ちを
理解しようともせずに
「着物なんていらないよ〜。
今時着物なんて着ないでしょう。
それにね、私は一人で着物、着れないし。
いらないからやめて。」
って、母に言っていたのです。
でも、そんな私の気持ちを無視して母は
無理やり着物を持たせたのでした。
小物まで揃えて。。。
当時は本当に迷惑だと思いましたよ〜
着物の喪服なんて着ることないでしょう?
自分で着付けできないし
忙しい状況で着れるわけがない。
物を置くスペースだって限られているのに
邪魔だなって思っていたんですね。
だから、もらってからはずっと
大切に扱ってはきませんでした。
(お母さん、ごめんね
)
そして月日は流れて今
着物にすごく興味が湧いてきたんです。
きっかけは、友人が着物の着付けを習い始めて
素敵に着れるようになっていく姿を見て
実は、自分が着物好きだったことに
気がつきました。(自分では着れないけど)
そして・・・
「私も着物が着れるようになりたい」
と強く思うようになっていったのです、
そんなある日
クローゼットの中を掃除していると
奥底から見覚えのある古い箱が出てきました。
中身を取り出してみたら、それは
和装のバッグでした。
私の育った家庭は決して裕福ではなく
母は毎日「お金がない」と
ぼやいているような家庭でした。
そんな母が、嫁ぐ娘のために
資金をやりくりしてでも着物を揃えて
持たせてあげたいと思ったのでしょう。
これが母から娘への愛情表現だったのです。
私は
ず〜っと、母の愛情がないと思っていた。
ず〜っと、母の愛情が足りないと思っていた。
ず〜っと、母の愛情が欲しいと思っていた。
だって私は何を拗らせてしまったのか
母から愛されていないと思っていたから。
でも母の愛情は私のすぐ目の前に
手を伸ばせば届くところにあったのです。
母が私に与えてくれた愛と
私が欲しいと思っていた母の愛は
形が違ったので
私は全く気がつけなかった。
でも母は母の思うやり方で
私に愛情を注いでくれていたんですね。
な〜んだ。私、愛されてたわ。
今までの苦しみはなんだったの?
自分で勝手に悲劇のヒロインになってたよ。
そこに気がつけたら
なんだか気が抜けちゃいました。(苦笑)
私が受け取り下手なだけだったんだね。
母親のことが嫌いで許せないと思っているあなた。
もしかしたら、お母さんの愛情をあなたが
受け取っていないだけ、なのかもしれません。
母が持たせてくれた着物と帯を
友人が着付けてくれました![]()
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