自己流のストレッチもレッスンもあり得ない!


 先日脹ら脛、アキレス腱、足首周りのストレッチを改めて指導してみたのですが、殆どの人が正しくストレッチ出来ていませんでした。 たかが脹ら脛のストレッチと思うかも知れませんがそこには奥深い物があるのです。


 さて皆に少し手を添えて直して上げたら、一様にもっと長く伸ばせるし、脹ら脛のストレッチなのに腸腰筋も引き伸ばされて脚のストレッチが上半身にまで影響すると云う事を理解してくれました。


 また開脚前屈でも何処で身体を支えるのか? 何処をどの様に伸ばして、どの様に折り畳めば良いのか等を厳密に直して上げたら、ストレッチ後に立ち上がった時に全員が口々に『立つ意識が変わって凄く立ちやすくなった』と実感してくれました。


 そしてその日のバーレッスンでは全員が完璧と言える引き上げをずっとキープし続けていてストレッチを正しく行うと云う事の大切さを改めて実感しました。



 『自分なりのストレッチ方がある』と言って自己流のストレッチをしている人も結構多いのですが、それって『自分なりのバーレッスン方がある』と言って好き勝手にバーレッスンするのと変わらないんです。 バーレッスンはプリエから始まりグランバットマン等で終わる様に大体の順番が決まっています。 ストレッチも同じ様に行う順番を考えて動きを精査する事で効果が倍増します。



 ほんの少しのだけ伸ばし方を変える、意識の仕方を変えるだけで身体には大きな変化が起きるのです。


 ストレッチもレッスンも特別な事をする必要はありません。 シンプルな事をただ深く理解して追求するだけで良いのです。


 でも、それは全てバレエの動きを滑らかに無理なく行うと云う目的の為にあり、身体を柔らかくする事自体が目的化しては駄目なのです。



 生徒が独学でバレエを習得する事が無理な様にストレッチだって独学は無理なんです。

 ですから多くの人達に論理的で体系だったストレッチ法を学んでレッスンの質を高めて貰いたいと思います。 








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