バレエ基礎とは筋肉の引き伸ばしが最優先!
私のレッスンを始めて受ける生徒さん、たまにしか来ない生徒さんに共通する事があります。
それは身体の引き伸ばしが全然足りていない事です。
『基礎クラスを沢山受けています!』と云う方でも自分の身体がどの位まで引き伸ばせるのかと云う事を正しく把握していない事が多く、その為に身体を緩めたままでレッスンしています。 でも筋肉って自分が思うよりずっと長く引き伸ばせるんです。 しかし現実には無意識に『これで限界』と思い込んでしまい、本当に身体が伸び切る所まで使わない、若しくは伸ばしている積りで筋肉を縮めて使っている人が殆どなのです。
どうしてそうなるのかと言うと、自分の身体(筋肉)がどの位伸びるのか、筋肉が伸びるとはどういう状態かを知らないからです。
前回のブログでも書きましたが身体の引き伸ばしは力を有効に引き出す為に必須です。 でも実は脚をアンドゥオールさせるのにも引き伸ばしは必須なんです! 身体の引き伸ばしが足りないと関節に捻れが起こり正しくアンドゥオールされないからです。 そして引き伸ばしとは全身で行わないと出来ないのです。
脚だけ引き伸ばすと云う様な便利な使い方が出来れば良いのですが、そう上手くは行かないのが難しい所です(^_^;)
何故脚だけの引き伸ばしが出来ないのか? それは紐を両端から引っ張って居る時に紐に掛かるテンションは、どこでも一定ですが、これを真ん中から左右のテンションに差を作る事は不可能だからなのです。 もし真ん中を摘んで三点からの引っ張りで強制的に左右差を作ると、片側は緩んでしまうので引き伸ばしが出来ていない状態になります。
この緩んだ方が脚なら膝が曲がった事になりますし、胴体なら体幹が緩んだ事になります。
どちらが緩んでも駄目でしょう!
だから引き伸ばしは全身で出来ていないと駄目なのです。 そして力ではなく集中力が必要です。
引き伸ばしを身に付けるには、先ず身体が何処まで伸びるのかを体得し、それをエンドレスにやり続けるしかありません。 それはほんの少しの努力と根気があれば良いのです。
