子どものこころに
興味をもち始めたのはいつかな
少し振り返ってみることにします
大学では幼児教育専修で
ゼミは児童心理学でした
もともと社会心理学に
興味はありましたが
特に深い思いもなく…
思い返してみて
『うわぁ~そうなの?!』って
感激したのは
小学校実習が終わった後
担任の先生からいただいた
子どもたちの作文(お手紙)
その中に
『せんせい、ありがとう』という
お手紙がありました
小学2年生のクラスに入ったのですが
実習は失敗続き
子どもたちと仲良くなることもなく
(人見知りなんで…
)
先生になるなんてありえんかもしれんと
思いながらの2週間
なのに『ありがとう』???
ちょうどその頃
クラスでタイヤ乗りが流行ってました
タイヤを幾つか繋いであるものの
上に乗って玉乗りのように転がします
(分かります?)
手紙をくれた彼は
タイヤの上には乗らず
タイヤの穴に入って
友だちが転がすと自分も転がるのを
楽しんでいるように見えました
その時なぜか違和感を感じたので
「手つなぐから上に乗らへん?」と
声をかけて
手を繋ぎながら乗ってみました
するとコツをつかんだのか
実習が終わるころには
一人で乗れるようになっていました
私にとっては
とくに印象に残っていない出来事でした
でも彼にとっては違ったようで
そこには力強い字で
書いてありました
「せんせいが きがついてくれて
うれしかった
ぼくは ほんとうは
みんなみたいに
タイヤに のりたかったんや
でも できんかったから
ひとりで れんしゅうも できんかってん
せんせい ありがとう
ぼくに きがついてくれて ありがとう
あれから おおきな タイヤにものれたよ」
あぁ~子どももいろいろ感じて
いろいろ頑張ってるんやなぁって思いました
その後小学校の
隣りの幼稚園に務めた時
彼は友だちを連れて遊びに来ていました
私はみんなの顔を覚えていたけれど
「先生見たことあるなぁ?だれやったっけ?」
という子どもたち
毎年毎月たくさんの実習生がくる
附属小学校なので仕方がないです
でも彼は言いました
「え?○○さちこ先生やん!!」
泣きそうやったわ~
子どものこころに響くって
こういうことなんかなって
実感した時でした
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