助産師学生だった私は劣等生だった。
だって4月に入学して6月の時点で
「みみさん、あなたは助産師に向いていないから
別の道を探した方がいい。」
と学校の先生から言われたのだ。
この言葉…結構今でもトラウマになってます。
先生がこういったのには理由があって
初めての病院での分娩介助実習がうまくできなかったのだ。
だけど、こうも思うのです。
看護師として働いたこともない21歳の小娘が
生まれて初めて出産に立ち会い、
赤ちゃんを取り上げる場面で、
サクサクと動ける方がおかしくないですか?
私は苦し紛れにこう答えた。
「初めてで頭が真っ白になってしまいました。
次からは頑張ります。」
でも、その後の実習も勉強も全然おもしろくなかった。
いつも先生たちがそんな目で私をみているのでは・・・
と思っていたから。
でもこれって、私だけが悪いのでしょうか。
先生たちの教え方に問題はなかったのでしょうか。
卒業して助産師として働いている間に
自分が助産師に向いていないと思ったことは一度もない。
天職だ!と思って働いていたくらい、仕事がおもしろかった。
だから、この言葉は今も反面教師として私の中に残しています。
学生の将来は無限。
たかが一時の状況で判断し、しかもそれを言葉に出すことで
学生のモチベーションをさげることだけしまいと。