【「きみと死のうと思ったんだ」 娘へのラブレター、あの日の告白に涙】
— 朝日新聞_PR (@asahi_digital) 2023年11月22日
「きみと死のうと思ったんだ」 娘へのラブレター、あの日の告白に涙
— 朝日新聞_PR (@asahi_digital) 2024年1月15日
朝日新聞デジタルに2度掲載されました
どちらも会員限定記事ですが、全文とYouTubeを紹介します
「生きてこそ」と思えます
この手紙は、吉本興業の芸人養成所「NSC」の講師をつとめている放送作家の橋本昌人さんがラジオのリスナーに募った誰宛てでもいいラブレターの中のひとつです
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《娘・ミサトへ》
あなたの母親であり、私の妻であった、我々の最愛の女性は、ある、小さな記事として新聞にも掲載された交通事故により、きみがまだ6歳のときに亡くなりました。
あなたの母親であり、私の妻であった、我々の最愛の女性は、ある、小さな記事として新聞にも掲載された交通事故により、きみがまだ6歳のときに亡くなりました。
突然すぎて、悲しみ抜いて、途方に暮れて、精神的に参ってしまった私は、死のうとしたんです。
バカなことに、きみを連れてお母さんを追いかけようとした。
その日、最後の思い出にと、家族でよく出かけた遊園地に2人で行きました。
とにかくきみは楽しそうで、これが最後の遊園地になることも知らずに、いや、今日が最後の日であることも知らずに、元気いっぱい走っては、乗り物をハシゴしてた。
バカなことに、きみを連れてお母さんを追いかけようとした。
その日、最後の思い出にと、家族でよく出かけた遊園地に2人で行きました。
とにかくきみは楽しそうで、これが最後の遊園地になることも知らずに、いや、今日が最後の日であることも知らずに、元気いっぱい走っては、乗り物をハシゴしてた。
やがて、急流すべりを乗り終わって、こちらに駆けてきたきみは、満足げな表情で見上げつつ、私と手をつないで、ニコニコしながらこう言いました。
『もういいよ、お父さん。もう、お母さんのところに行こ』
きみは気づいていたんやね。
きみを抱いたまま、ムリヤリ、父親の私がこの世を去ろうとしていたことを、なぜか知っていたんやね。
私はハっと目が覚めました。
私はこんなことを言った。
「あほ! お母さんに怒られるぞ、ミサト!
いつか、お母さんがゴハン作って待ってるのに、迎えにきてくれたオマエと駅前の焼き鳥屋に寄り道した時みたいにお母さんスネるぞ! すねたらひつこいぞ~!」
こう言うときみは……、
お葬式の日以来、お母さんのことでは全く泣かなかったミサトは、セキを切ったように大きな声で泣き出したね。
二十四年前のあの日のことを、きみは覚えていないと言います。
でも、きみに子どもが、そう、私とお母さんにとっての孫ができて成長したら、あの遊園地にみんなでいこう。
お母さんの分も入場券をちゃんと買って、みんなでメリーゴーランドに乗ろう。
そして、みんなで、思いっきり笑おな。
ミサト、本当におめでとう
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なみだのラブレターvol.11
「遊園地で」
橋本昌人さんによる朗読です
ぜひ😊
橋本さんのこの本にも掲載されています
笑顔の1日になりますように
大丈夫😊
