2022年9月に運行開始した「ふたつ星4047」の乗車記です。
「ふたつ星4047」は、西九州の海めぐり列車として、武雄温泉~長崎間を往路と復路で異なるルートで運行しているのが特徴です。
午前便は、武雄温泉~(佐世保線)~江北~(長崎本線)~長崎という、有明海がメインのコースです。
武雄温泉から江北へ
スタートの武雄温泉(たけおおんせん)駅は、西九州新幹線開業とともにリニューアルされました✨
10:11、早岐方から「ふたつ星4047」が入線してきました。
出発は10:22です。
定刻に出発し、15分余りで次の停車駅の江北(こうほく)駅へ到着。
ここで8分間停車します。
ホームでは、地元の方々が物産市を開催しています。
ただ、乗車して余り時間が経っていないので、乗客の気持ちが盛り上がっていないためか、売れ行きはイマイチでした⤵️
江北駅という駅は聞きなれないかもしれませんが、9月23日に肥前山口(ひぜんやまぐち)駅から改称されたばかりなのです🙄
寝台特急「さくら」の長崎編成と佐世保編成や、特急「かもめ」と「みどり」が、この駅で分割併合を繰り返していたのですね🙌
ここで、列車は進行方向を変えて、長崎本線を長崎方面へ進んでいきます。
武雄温泉駅出発時点では、座席が後ろ向きにセットされているのですが、ここからは進行方向に向かって進んでいきます😌
江北駅を出発すると、2号車のビュッフェも営業を開始します。
日本酒で歓迎してくれる肥前浜駅
次の停車駅は「36ぷらす3」のおもてなし駅としてもお馴染みの、肥前浜(ひぜんはま)駅です。
地元、鹿島市のゆるキャラ「かし丸」君もお出迎えして、ポーズをとってくれました。
ここ肥前浜がある鹿島市は、日本酒「鍋島」でも知られる佐賀県の酒どころ。
ホームの物産販売も酒・酒・酒…🍶
ぜひお求め頂きたいのは、こちらのカウンターで販売されている「日本種飲み比べセット」(1,000円)。
「飲み比べセット」は、純米酒、吟醸酒、大吟醸とそれぞれ2種からお好みのお酒を選べます。
私は、純米酒「鍋島」、吟醸酒「能古見」、大吟醸「竹園還ル」をチョイス。
ちなみに、下の写真で右下のクリームチーズ酒粕はもれなく付いてくるおつまみです。
これが、なかなかの絶品ですので、ぜひお楽しみにしてくださいね😉
「36ぷらす3」に乗車した際の、肥前浜駅でのおもてなしの様子はこちらから。
お弁当予約を忘れずに
午前便では「ふたつ星4047」オリジナル弁当があり、公式サイトから3日前までの事前予約制です。
お弁当は2種類あり、いずれも武雄温泉の「カイロ堂」さんの謹製。
有明海の海苔と佐賀牛をふんだんに使用した贅沢な二段重の「特製ふたつ星弁当」(2,520円)と、一段のすき焼き風に味付けされた佐賀牛が楽しめるのり弁「4047弁当」(1,440円)があります。
今回は2段重の「特製ふたつ星弁当」を注文し、ビュッフェカウンターで受け取りました。
2,520円となかなかのお値段ですが、550円で売られているの水戸岡デザインの風呂敷が付いていますので、その分を差し引けば納得のお値段です😌
お弁当ではありますが、分厚い佐賀牛が美味しいこと。
先程の日本酒とあわせて、ペロリと頂きました😋
車内では、お弁当や腹の足しになるようなものは当日購入できませんので、予約を忘れてしまった場合には、武雄温泉駅で乗車前に調達することをおすすめします。
月の引力が見える町 !?
肥前浜駅で日本酒を味わい、ほろ酔い気分でのんびりしたいところですが、休ませてはくれません😅
10分余りで、次の多良(たら)駅に到着。
ここでは7分間停車しますので、ホームにある「幸せの鐘」でも鳴らしておきましょう。
良いことが多い駅と書きますので、きっといいことがあるはずです。
看板にある「月の引力が見える町」とは、月の引力で起こる潮の満ち引きのこと🌊
有明海の日本一の干満差を表現したキャッチコピーなのです。
ちなみに、海に沈んでいる鳥居は大魚神社の海中鳥居です。気になる方は潮見表をご確認の上、お出かけください。
佐賀海苔 試食体験
多良駅を出ると、車内イベントの時間です。
午前便のイベントは「佐賀海苔の試食体験」(参加費:1,000円)。
このイベントは、江北駅出発後にビュッフェで予約が必要で、先着12名限定。
予約した乗客が「ラウンジ40」に集まり、前半はアテンダントさんから佐賀海苔の特徴や魅力について解説を受けます。
その後、小長井(こながい)駅に停車するため、いったん中断。
小長井駅発車後に、後半の試食タイムになります。
プレミアムな初摘み海苔「有明の風」を、ごはん、笹かまぼこ、ゴーダチーズに巻いて試食させて頂きます。
ごはんと海苔の組合せは定番なので驚きはありませんが、笹かまぼこやゴーダチーズにも意外なほど合います。
さて、時間を少し巻き戻し、小長井駅停車中の様子をお伝えしましょう。
有明海を一望できる小長井駅
小長井駅は、長崎本線で有明海が最もきれいに見える駅です。
海の向こうには、雲仙普賢岳が見えているのがお分かりいただけますでしょうか。
跨線橋は列車と海を絡めて撮影できる、絶好の撮影ポイントです📷️
架線が残されていますが、9月23日ダイヤ改正以降、この駅に「電車」がやってくることはありません😭
こんな美しい景色の駅なのですが、停車時間はわずか6分間。
景色に夢中で、危うく乗り遅れるところでした💦
普段の小長井駅の様子はこちらをご覧ください。
小長井駅を出ると、少し落ち着いた時間となり、諫早(いさはや)駅を目指します。
旧線ルートで長崎駅へ
諫早駅を出ると、長崎駅は程なくで到着というイメージですが、「ふたつ星4047」は長崎本線の旧線を進んでいくため、まだまだ見どころが続きます。
今までは進行方向左側ばかりが海でしたが、ここからは進行方向右側に大村湾が広がります。
大村湾は四方をほぼ陸で囲まれていることから、穏やかで「琴の海」と呼ばれています。
見どころ満載で、有明海と大村湾の2つの海の絶景を堪能した、あっという間の3時間弱☺️
次回その④では、午後便(長崎→武雄温泉)の様子をご紹介します。









