8月29日夜 

はじめて人の死を目の当たりにした。


それも大好きな大好きな人の死を。




一年前、パーマカルチャーのギャザリングで会った。


ゆかりさんはとっても輝いていて、かっこよかった。


かっこよすぎて最初は近づけなかった。


でも話してみるととってもあったかくて、気持ちよかった。




今回ゆかりさんは、アフリカンダンス、ジャンベ、パーマカルチャー講座などを伝えるために

オーストラリアからバーラ・バージョと来日された。

次男のジュジュも一緒に。



千葉の南房総にある風流でのアフリカンダンスのワークショップからスタートして

あちこち行かれる予定だった。



ゆかりさんに会いたくて、風流でのアフリカンダンスのワークショップ、鴨川でのパーマカルチャー講座、

そして富士エコパークでのジャンベのワークショップに参加した。





私はいろんなことに迷っていた。


体は自分のままに生きていきたいと求めているのに、変にうまく生きようとする自分がいて

いつもその自分が私を縛り付けている。


すごく苦しい。


自分を信じぬく力がほしい。


ゆかりさんに会って 「私は私のままでいい」 そう確認したかった。



風流で少しゆかりさんと話が出来た。


私から何か話したわけじゃなかったのに、ゆかりさんは私がほしかったものをくれた。

あふれるようなエネルギーと愛情も一緒に。





8月29日

富士エコパークではゆかりさんや、大好きな仲間たちに会えるのでとっても楽しみにしていった。

それにはじめてのジャンベ体験。

ジャンベって意外と難しい。

たたき方がへたくそだから、手がパンパンになった。

でもすごく楽しい。



夕飯はみんなで作った。


みっちー? チコがパンを焼いてくれた。

搾りたて牛乳のスープに、ゴーヤチャンプル、ピータン豆腐、ぶどう・・・・


ここはとっても心地いい。


ただただみんなと時間を共有するだけで楽しい。



今日はお祭り。


まずは紅富士太鼓のみなさんによる和太鼓がはじまった。

すごく迫力があってかっこよかった。



ひと休み。



まった~りおしゃべりを楽しんでいた。



「20時30分からバーラ・バージョのライブはじまりまーす!」




はちどり日記



みんなで盛り上がっていた。


ゆかりさんがステージで踊りはじめた。


すごいエネルギーだった。




次の瞬間ゆかりさんは倒れた。




ちょっと倒れただけだと思った。

すぐに起き上がってくると思っていた。





「救急車呼んで!!」





心臓マッサージが始まった。



「えっ?  えっ?」



救急車が来た。



AEDでショックを与えてもゆかりさんの意識は戻らないみたい。



救急車で病院に運ばれた。




絶対意識を取り戻す。


そう信じていた。


そう信じて疑わなかったのに・・・・・ゆかりさんはそのまま他界された。





みっちーからそのことを聞いたとき、何がなんだかわからなかった。


病院について病室ではなく霊安室に向かった。



ゆかりさんがいた。


死んでいるなんて信じたくなかった。


手に触れてみた。


まだ少し温もりが残っていた。






次の朝はとっても気持ちのいい天気だった。


富士山もよく見える。



おいしいおにぎりとお味噌汁を作ってくれた。


本当においしかった。




みっちーの声かけでみんなで輪になって集まった。



みっちーがこのまま持ち帰るより、今の気持ちをみんなで共有しようといってくれた。




ゆかりさんの死を受け入れたくなくて、もやもやしていた。



昨日は一滴も涙がでなかった。



でも分かち合いをはじめたら、急に涙があふれてきた。



どうして・・・  どうして・・・


どうしてゆかりさんが死ななきゃいけなかったの・・・・



道標にしていこうとしていた存在の人だった。




でもみんなの分かち合いを聞いていてふと思った。




 「ゆかりさんは生きている人より生きてるんだ。」




生きるってこういうことなんだ。


ただそう思った。


そう思ったら、すごく下から押し上げられるようなエネルギーを感じた。





私は風流でゆかりさんと話したときゆかりさんと約束をした。



      「一緒に種をまいていこうね」




私はゆかりさんからもらった種を絶対にまいていこうと思った。


絶対に。


そして育てていくよ。


ゆかりさんの種をもらった世界中の仲間たちと一緒に。




私たちは忘れないよ。


ゆかりさんからもらったたくさんのエネルギー、勇気、そしてあふれんばかりの愛情を。





ゆかりさん  ありがとう