私がハーブを好きな理由は、

心身に寄り添うように優しく癒してくれるからです。

特に女性のカラダはとても繊細ですから、

有効成分を濃縮した強い医薬品は、

使い方次第で逆にカラダを痛めることにもなります。



もちろん、植物の成分自体はとても強いものです。

植物化学成分と呼ばれるくらいですからね。

しかし、それを含めた植物全体の生命エネルギーを取り入れることで、

その強さが和らぎ、深いところまで浸透するような感覚がありますキラキラ

ハーブ療法が女性に向いていると言われる所以がよくわかりますね。



こんな記事も書きましたので参考にどうぞ↓

婦人科系の悩みをやさしく改善!美容家おすすめのお茶4つ




上記の記事では、比較的知られているハーブをご紹介しました。

他にももっと婦人科系疾患に使われるハーブがありますので、

こちらに書いてみたいと思います。




マザーワート(Leonurus cardiaca L.)

ローマ時代から使われているハーブで、

無月経や生理周期の遅れなどのホルモンバランスの乱れによく使われます。

あのニコラス・カルペパーが「これ以上優れたハーブはない」と言うほどスゴイ

可愛い小さなピンクの花が可憐で、女性に使われる理由がわかりますね。




ヤロー(Achillea millefolium L.)

ヤローの学名はAchillea millefoliumといいますが、

この「アキレラ」はギリシャ神話の英雄「アキレウス」が、

戦いの傷をこのハーブで癒したことからつけられたとか勇者

よって消炎や鎮痛、創傷治癒、風邪なんかにも使われますが、

子宮内膜症や子宮筋腫、多出血の症状にも多用されます。

こちらも小さな白い花が可愛らしいハーブです。




レディースマントル(Alchemilla vulgaris L.)

和名がセイヨウハゴロモグサというのですが、

その名の通り、まるでマントのような葉っぱの形がユニークなハーブです。

不良出血や婦人科系の病気、更年期の出血異常などに使われます。

また出産・流産後の子宮収縮を促進するという効果もあります。

ちなみにこの「レディース」とは女性一般を意味するのではなく、

聖母マリアを指します。マリアのマントに守られているような感じですねマルキラ☆




ヤローは時々、ホームセンターで売っているのを見かけますが、

マザーワートとレディースマントルは日本で入手するのは難しいかな。。

ヨーロッパに行ったときにでも探してみてください。

ちなみに上記3種のハーブは妊娠中や授乳中の使用はNGですガクリ




あと日本固有のハーブでいうと「よもぎ」がありますよね。

ニガヨモギ」(ワームウッド)と混同されがちですが、

成分や効果も、見た目も違います。



先日、道の駅で100円で購入したよもぎちゃん






よもぎの学名はArtemisia vulgarisと言って、

この「アルテミシア」は、生命の神である女神アルテミスを指しています。

実はヨーロッパでも魔除けとして古くから使われています。

あの特有の香りを炊いて、いろいろな呪術に用いたのでしょう。



今では「よもぎ茶」として健康増進に飲む人が多いかと思います。

最近では、がん細胞を死滅させることが分かり話題になりました。

しかし、悲しいことに、妊娠・授乳中の使用はNGです。。。




一方、ニガヨモギの学名もArtemisia absinthiumと、よもぎによく似ています。

よもぎが典型的な女性疾患に用いられるのに対し、

ニガヨモギは肝臓をはじめ、消化器系機能を促進して、

カラダの毒素を排出するような作用があります。

名前に違わず、とーっても苦いハーブでして、こちらも妊娠・授乳中はNG。



あと、ニガヨモギといえばアブサン酒を思い出しませんか?

(学名の後ろの部分absin… からきています)

アブサン酒とは、ニガヨモギを原料としたハーブリキュールのこと。

モディリアーニとか、ピカソなんかの芸術家が身を滅ぼした酒

として知られていますよね。



こんな感じで、ハーブは学名や歴史、文化を辿ることで、

いろいろなことが繋がって興味深いです。楽しく学ぶポイントですねにこ