人は皆それぞれ、生活に一定のリズムを持っています。

朝起きる時間やベッドに入る時間、ゴハンをたべる時間や、

リラックスする時間など、これらは人によってまちまち。

その人が長い時間をかけて築いてきたリズムなので、

そう簡単に変えることもできません。



ところが年を重ねると、そのリズムが次第に合わなくなって、

変化させざるを得ない状況になったりします。

若い頃は若さゆえのエネルギーで凌げるのですが、

それができなくなるという感じでしょうか。



そこで始めて、人は動物であり自然の一部であると気づき、

自然の移り変わりに合わせて生活するようになります。

こうして生まれたのが「養生」という観念でもあります。



その「自然の移り変わり」というはもちろん、

「季節の移り変わり」に他ならないのですが、

人によってはもっと短いスパンに体調管理を合わせることも。

そのいい例が「月の満ち欠け」です。




最近書いた「月の満ち欠けと美容」に関する記事です↓





月は地球が唯一持っている衛星(地球の周りを公転している星)です。

地球やその他の惑星が太陽の引力に負けないように

太陽の周りを公転しているのと同じく、

月も地球の引力に抵抗しながら地球の周りを公転しています。

よって、月の動きは特別な力でもって地球上にいる生物に共鳴、

何かしらの影響を及ぼすことは、考えられなくはないかなぁと。



それを証拠に潮の満ち引きは月の引力によって起こりますし、

女性の生理周期は月の満ち欠けとシンクロしているとも言われます。

生理周期は平均して28日、月齢の1サイクルは約29.5日ですから、

そのリズムはほぼ同じということに夜空



私が月の不思議な力を知ったのは、小学生の頃でした。

といっても自ら体感したわけではなく、

ある漫画を読んで「そんなことが!」と思ったのです・笑



その漫画とは、篠原千絵先生の「海の闇月の影」。

ホラー少女漫画といえば右に出る人はいないくらいで、

この前に書いた「闇のパープルアイ」はドラマにもなりました。




仲の良い双子の姉妹、流水(るみ)と流風(るか)。

二人は高校で同じ陸上部に入り、先輩の当麻克之(とうまかつゆき)に思いを寄せる。

ところが克之が選んだのは妹の流風だった。

妹を祝福しながらも悲しみ、軽い嫉妬心を持った流水。

そんなある日、女性部員だけで出かけたキャンプ先で、

古い古墳に迷い込み、そこで皆あるウィルスに感染してしまう。

部員は全員死亡するが、流水と流風だけは抗体を持っていたため生き残った。



そしてこの日を境に、二人には不思議な力が宿るように。


流水は別人のように変わり、流風への嫉妬心を燃やして、

命をも狙うようになってしまう。


また、自分の力を感染させ人を自在に操れる能力を身につけた流水は、
(ただし流風の血にはこれに対する抗体がある)

家族も含めて次々に人を味方につけて、流風を陥れようとする。

流風はとまどいながらもそんな現実を受け止め、

克之とともに流水と対抗する決意を固める。



そこへ登場したのがイギリス人のジーンという人物。

彼は流風の血を混ぜることで流水の血に感染している人々を正気に戻し、

また、流水の血を混ぜることで流風の抗体を持つ人々を感染できる

という薬を開発し、この処方箋を新たな能力を持つ5人の人物に渡す。

そして流水と流風の処方箋をめぐる戦いが始まるのだった。





と、こんなあらすじですが、

この双子が持つ能力は、月が満ちると強く、月が欠けると弱くなります。

よって、流水が罠をしかけのは決まって月が満ちている時。

流風は月の状態で流水の行動が多少読めるわけですね。



この漫画がきっかけで、

満月の時は、自分が秘めている力が一番大きくなる時なのかも?

と思ったわけです。ま、不思議な力は宿ってませんが・笑

本当に面白くて夢中になって読んだなぁ。

私と同世代の人は皆知っているのでは?

ちなみにラストは涙なしには読めませんカスパー11



他にも月の威力を描いた漫画家がいます。

「マンドラゴラ」や「魔界樹」などを書いた高階良子さんです。

彼女は月の力の他に、血を吸う植物など、未知の植物を描くことが多く、

そのなんとも不気味な絵に魅了されたっけ。

ま、その頃から有毒植物に興味があったってことねえへへ…



こんな風にサブカルチャーから学ぶことは多く。

様々な分野から入っても、後々繋がるからおもしろいですねにこ