今年もいよいよおしまいですね。
これは以前、祖父からもらった年賀状なのですが、

読み返すたびに「ああ、そうだった」と思います。
原点に引き戻されるような感じですかね。
自分自身を見つめ直して反省しましょう。
両親に対しての孝行は?
このような考え方で将来自分に幸せな人生が訪れるのか?
私の祖父は、その村で知らない人はいないほどの人格者で、
大勢の親族やご近所に心から慕われていました。
なので、祖父に感謝している人はたくさんおり、
亡くなった時はお葬式に見知らぬ人がずらりと参列しました。
小さな学習塾も経営していたので、そこの卒業生などもいました。
田舎なので村八分や偏見も多かったらしいのですが、
そんな時、祖父がかばったりして助けたそうです。
村の集会で、誰一人飲まなかった、
ハンセン病を患う方が出したお茶を、
祖父だけはためらわず飲んだという話も聞きました。
そんな人のために尽くしてきた祖父が残したメッセージは、
とてもシンプルなことでした。
何かを成功させるとか、向上に努めるだとか、
そういうことではなくて、
一番身近にいる両親を大切にして、
自分自身を見つめ直して反省しなさい、と。
自分のことばかりに気持ちが向いてしまって、
いつもそばで無償の愛を注いでくれる両親や姉、
時に楽しく時に厳しい言葉をくれる友人、
サポートしてくれるスタッフ存在を、
ついつい「当たり前」のように思ってしまう。
こういう自分本意な考え方を改めなさい、
と言われている気がします。
私がこんな風に元気で幸せにいられるのは、
こうした人々がいてくれるから。
これだけはしっかり頭にいれておきたい。
そして、会ったことはないけれど、
見えない人たちひとりひとりとの繋がりが、
こんな奇跡を生んでいるんだなぁ、とも思うのです。
これって、生きていればこそ、起こるもの。
死なないこと。
生きていること。
今年は世界中でテロや災害などが頻発し、
たくさんの命が奪われました。
大切な人を失くした方も多くいらっしゃることと思います。
それは本当に悲しく、残念なことです。
だから自分の命を守るためにできることはきちんとしたい。
もっと「生きる」ことに執着していきたい。
だって、生きていることが奇跡を呼ぶと思うから。
仕事より、恋より、健康より、美より、何より大切なこと。
それは、死なないこと、そして生きていること。
来年も心新たに、精進してまいりたいと思います。
いつもブログを読んでくださっているあなたへ、
心より感謝と愛を込めて。
2015, 12,31
三浦絵里子