まぁるは

産後のママケアもしています

 

なんてったって助産師ですから

産後のよろず相談どころでもあります。

 

今日、まぁるに来てくださった

産後6か月のママAさん。

 

妊娠中から

というか、

妊娠前から当院に来て下さったAさん。

母乳のことで相談をうけました

 

産後の母乳の出も良好で

赤ちゃんもおっぱいをよく飲み、すくすく成長。

 

「授乳時間もまだ3時間おきになることもあり、

夜間もやや寝不足だけど、楽しく育児しています。」

 

と、彼女なりに育児を楽しんでいるようでした。

 

自然に育児できてるなといった印象でしたが、

産後、はじめて行った子育て支援の場で

相談したスタッフに言われた一言が心にひっかかるようです。

 

「あなたのおっぱいはまずい」

「もっと量を飲ませるには毎日マッサージが必要」

 

と。

 

おっぱいがまずいなんて。。。

 

よく言えたなと思います。

思っても、お母さんの前では絶対言えません。

 

Aさんは母乳に対してごくごく自然にやってきたつもりが、

まずいと言われた一言で、赤ちゃんに対して申し訳ない思いと、

早く離乳食をはじめて、断乳したい気持ちになったそうです。

 

なんだか悲しいです。

母乳育児は期間限定の特別な時間です。

なのに、辞めてしまうなんて。

 

母乳がまずいというのは

言ったその人の真意はわかりませんが、

おそらく乳房の状態を観て判断したんだと思いますが、

マッサージをしたからとか

毎日した方がいいというのは根拠はないと思います。

 

乳房マッサージは出産前からした方が

出もいいし、詰まりにくいという話がありましたが、

今はマッサージした、しないに関して

その後の分泌に差はないと言われています。

 

中には乳頭が硬い人や

扁平で赤ちゃんが吸いにくい場合は

出産前からの手入れが必要な場合もありますが、

全員がマッサージが必要というわけではないと思います。

 

マッサージをする、しないは個人差があります。

 

ここも、相手の体をよく観察したうえで

マッサージしたほうがいいのかどうなのか、

伝えるべきではないかと思います。

 

カラダは皆、同じではない。

自然の生き物なのだから、

 

Aさんの話を聞いて、

相手に発する言葉の重さを感じました。

 

産後、ママが一番気にするのは母乳のことです。

相手を不安にさせる一言はその後ずっと心に残ります。

その心のモヤモヤが残ったまま、育児する母の気持ちを

どこかで溶かしていかなければと思います。

 

その瞬間、その一言が救いにもなるし、

毒にもなるのです。