今日は、出版する時の「読者」について、考えてみましょう。
【出版企画書に書く項目】
2) 著者のプロフィール
3) 概要:概要や趣旨
4) ターゲット読者層
5) 目次の構成案:章だてと小見出しのキャッチコピー
6) 類書、類書との差別化
7) ボリューム:ページ数
8) 納期:原稿執筆完了までの期間
9) 販売ルート:著者の応援者、販売見込みなど
10) 著者名と連絡先
文章は、1行でも、書籍まるごと1冊でも、「1人」のために書くというのは、こちらでお伝えしたとおりです。
では、その「1人」の読者をどうやって決めればいいのでしょうか。
●どんどん掘り下げる。
・どんな人に向けた本ですか?
ー>子育て中のママ。
・どんな悩みですか?
ー>子育てが上手く行かない。
・どういう時に上手くいかないと感じますか?
ー>子供が自分の思い通りにならないと、癇癪を起して泣き止まなくなる時。
私はその対応に疲れてヘトヘトになる。
・お子さんは何歳ですか?男の子か女の子か?
ー>3才半の男の子。
3才半の男の子を持つママ。
子供の癇癪がひどくて、毎日疲れ果ててヘトヘトになる。
子供の癇癪をどうにかしたい。笑って子供と過ごしたい。
というふうに、具体的に悩みを掘り下げていきましょう。
他にも、
・上の子がいる・いない?
・パパの子育ての協力がある・ない(と感じている)?
・趣味や好きなことは?
・仕事は?
など、ママのライフスタイルや背景も掘り下げてみましょう。
●「癇癪」だけで本当に大丈夫?
こんなに絞り込んで大丈夫?と思われるかもしれません。
もしも、あなたが読者なら、
「子育てに悩むママの決定版!~3才男の子のママへ~」
「子供の癇癪が減り情緒が安定する関わり方~癇癪に振り回されて毎日疲れ果てているママヘ~」
という2冊の本が並んでいれば、どちらを手に取りますか?
どちらの本が、ドキッとしたり、「あ、わたしのことだ」「あ、○○さんにこの本、いいかも」と思ったりしますか?
また、目次を読んだ時に、どちらに引き込まれていくでしょうか。
前者は、子育ての悩みをザックリと書いた本になり、多くのママが一度は手に取るかもしれません。
後者は、「癇癪」がリアルに描かれていて、どんどん引き込まれ、登場するママに共感するママたちも多いことでしょう。
ママたちの心に響くのは、やっぱり後者です。
「この本良かったよ~」という声が、あっという間にママたちに広がりそうですね。
読者層をどんんどん掘り下げていく作業は、脳にしっかりインプットされる手書きがおすすめです。
脳にインプットされると、原稿を書く時、ここで決めた読者に向けて自然と書くことができます。つまり、ブレないで執筆を進めることができるわけです。
※子供の癇癪は、私の一番の悩みでした。
