「本物は古くならずに深くなる。」

この言葉は、こちらの本の一節にあり、私にとっては忘れられない言葉になりました。


本物=良いものって、使えば使うほど、色に深みがでたり、味わい深くなったリするものです。

 

抹茶をいただく茶碗は、稽古で使っているうちに、


・陶器のザラつきが、滑らかになる。
・抹茶の色が浸透して、色に深みがでる。
・使う・洗う・拭くを繰り返すことによって、つやがでる。

こんなふうに、使えば使うほど、深みが増すのです。

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私たちが日常に使う身近なものも、ありますよ。

・麻の洋服・・・洗濯を繰り返すと、柔らかくなり、風合いがでる。
 

・無垢の木の家具・・木目が出てきたり、つやが増す。
 

・漆塗りの器・・・使う・洗う・拭くを繰り返し、つやがでる。


「風合い」や「つや」、つまり「味わい」がでてきます。
「時間のなせるワザ」とでも言うのでしょうか。

 

日々ネットの世界で生きていると、「時間が作り出す味わい」など、忘れてしまいそうになりませんか?
仕事にはスピードも大切。

 

ただ、目の前のコトに振り回されて、すぐに結論を求めてしまうよりは、「待つ」ことや「時間がかかること」、「目に見えないこと」も、大切にしていきたいですね。