奥ゆかしく、
凛とする艶。
黒く構えて、なお美し。
今日の富士山は黒い。黒く見える。
富士山は夏は山肌が緑、たまに夕焼けに照らされてピンク。水色に見える日が多いかと思う。
感性の話をしている。
「感性」とは、外界からの刺激や情報を五感で受け止めて、心で深く感じ取り、自分なりの意味や価値を見出す働きのこと。
葛飾北斎が描いた富士山と聞けば、多くの人がまず思い浮かべるのは、鮮やかな朱に染まる「赤富士」――『凱風快晴』。
しかし、『富嶽三十六景』には、その対となるように語られる、もうひとつの富士が存在します。
静かに黒く構え、重厚な気配を纏った「黒富士」。
華やかさで魅せる赤富士に対し、
黒富士には、言葉少なに佇む美があります。
飾らずとも美しく。
静かにありながら強い。
その姿はまるで、時を重ねた者だけが纏える“品格”
素粒子
光が美しいんじゃない
在るものが美しいんだよ
善もそう
これが二極化
感性は心と通じている
扉だ
下半期のキーワードは 〝扉〟

