旅立ちの季節、春に、父が旅立ちました。

2月末から入院していた父。

3/13に眠るように息を引き取ったそうです。

 

父の旅立ちを見送った今、

私の記録として残してみます。

 

 

といっても、重い記事では無いデス。はい。

テーマは重めですが、

そこは私の記事なので軽くなる予感です。

 

 

アラフィフ・アラカン女性の読者の方には、

同じ境遇の方も多いと思うのです。

どなたかのお役に立てれば幸いです💗

 

 

 

 

 


2月後半、体調を崩して入院した父。
実は入院直後から、
「多分まもなくだろうな」と、

母も姉も私も感じてはいました。

でも、

大腸がんも、

その後の肺への転移も乗り越えてきた父なので、

「6月くらいまで大丈夫かな?」

なんて思っていたのも事実です。


主治医の先生も、

良くも悪くも予想がつかないんですよ」

とおっしゃっていて、

母と姉と私の3人で、
あまり縛られすぎず、
それぞれの予定も大事にしよう
と話していたところでした。



2月末の入院時から秋田に帰省していた私は、

3月中旬以降に予定を入れていたので、
一度東京へ戻ることに。
 

 

 

 



東京に戻って3日後の夕方、姉から電話。

「息が弱くなっているらしい」

知らせを受けたのは3/13(金)18:30。


新幹線の最終は大宮発20:41。

 

今なら行けるんじゃね?

 

ダッシュで荷造りして移動しました。


父を見送りたい、というよりも、

病院からの呼び出しで
きっと疲れているであろう母と姉のそばに行って、

「何かできることをしたい。」

そんな気持ちでした。



移動している途中で姉から連絡。

父が旅立った、と。

姉と母が病院に到着した時には、
すでに息を引き取った後だったそうです。


主治医の先生が見守ってくださいました。


私は覚悟はしていたので冷静で、

大宮駅で

秋田までの長旅をともにするお弁当を

ちゃんと選んでから新幹線に乗りました。

 

 

 


 

私は、
「間に合う・間に合わない」

ということは、
あまり気になりませんでした。



一度東京に戻ったことも、
まったく後悔していないし、
罪悪感もない。


その時の自分の選択を、
そのままやっただけ。


父は

「別に急がなくていい」

そう言う人だし。
 

 

 

秋田に着く頃には、
父は姉が選んだ葬儀社の安置室に移動していて、
そこはまるで温泉宿のような空間でした。
(ここがすばらしかったのでまた別記事で)


知らせを受けて集まってくれた親戚たちと、
母と姉は、楽しそうに談笑していました。

 

 



昔話をしながら、お茶を飲んで、お菓子を食べる。
 

 

その横で、父は眠るように横たわっている。
なんだか、
いつもと変わらない夜。

 

 

 

 

 

父はもともと寝るのが早くて、
夜9時にはもう寝ている人だったので、
その光景は、
「いつもと同じ。」


その日は、
父の隣の部屋で、
母と姉と私並んで眠りました。

 

 

もう苦しくない父。

眠りが浅くてすぐトイレに起きていた父。

今はその分、ゆっくり休んでいる。

 

 

 

私も姉も母も、

どこかホッとした気持ちが

大きかったように思います。

 

 

 

その理由は、
昔、父が言っていた言葉。


「ボケて何もわからなくなるぐらいなら

死んだ方がマシだ」

 

 

父が40代後半くらいの頃。

ふーん、と思って聞いていた私。



そして今年のお正月。
 

父はおいしそうにおせち料理を食べ、

毎日ビールと日本酒を飲みながら

 

「何食べてもおいしいなぁ」

 

と、とても楽しそうにしていました。

 

 

入院の当日まで自分でトイレに行って、

誰の助けも借りず、

入院の2日前まで晩酌も欠かさなかった。

 

 

入院してからも

「ビール飲んじゃダメ?」

と看護師さんに言っちゃったり。

 

 

それはそれは、

思い通りに生きたのです✨

 

あっぱれなんです✨

 

 

だから

この世に後悔も未練もなくて

「もういいかな」と思って
出発したんじゃないかな。


すごいなぁ・・・。

 

 

 



夫はすぐに秋田に来ようとしてくれたけど、
火葬場の予約が数日後だったので、
その日に合わせてもらうことに。
 

娘も翌日美容院の予約があったので、

私は「美容院終わってからでいいよ」

と伝えました。

 

 

早く駆けつけることが、
悲しみの深さではない。

 

 

悲しいものは、
ちゃんと悲しい。

 

そして、
悲しいだけで
24時間は過ごせない。


 

父が亡くなった後でも、

テレビを見て笑うし、
何食べる?と話すこともある。


それを「薄情」とは、
私は思いませんニコニコ


父が望んでいたのは、
きっと、

みんなが楽しそうにしていること。

 

だから、
父に声をかけながら、
普通の日常を過ごす。

「お昼、何食べる?」

そんな会話をしながら、

父との最後の時間が始まりました。

 
 
つづく
 

 

 

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