最近話題になっているらしい本。

ハイム・G・ギノット, 菅 靖彦
子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる

新聞の書評で見かけたり、本屋さんに平積みになっていたり。

とっても気になって図書館で借りてみました。

とはいえ、リクエストしたら10人待ちくらいだったので、

同じ著者の本を検索して見つけたのでそちらを先に読んでいました。

「親と子の心理学」という本で、翻訳出版されたのが1973年でした。

が、この本がまあ、30年以上前にこんな本がっ!と思うような

素晴らしい内容で、

子供の感情を(否定的なものも含めて)認めてあげましょう、

でもその感情が引き起こす破壊的な行動は認めちゃダメよなので他にはけ口見つけてあげてね、とか

親が怒るのは当たり前、怒りをしっかり表現しましょう。でも子供の人格を否定するような

ことを言ってはダメよ、とか。

少々ジェンダーに関する記述で古臭いなぁ、と思われるような内容もあったにせよ、

大部分がこのまま今すぐ全国の親御さんに届けたいっ!と思うくらい

納得のいく内容で、あっという間に読み終えてしまいました。

「ああ、30年前に戻ってうちの母親にこの本プレゼントしたいわ・・・・」と

読み終えたあとに本気で思いましたよ。


で、やっと順番が回ってきて「子どもの~」を借りてきて読み始めてみて、

ん????

同じ本でした・・・・。

ギノット博士の奥様たちが現代の様子に合わせた改訂版を出していて、

その翻訳なんだそうな。

テレビやゲームに関する話などが加えられていて、

ジェンダーに関する部分も変わっていたのかしら(うろ覚えですいません・・・)。

あとがきによるとギノット博士は1973年頃に亡くなってしまったそうで、

まだ若かったのに残念だなぁ・・・。


むやみに褒めるのも子供のためにならない、っていうのも、

目からウロコが落ちたです。

子どもが心の中でちょっと邪悪なことを考えていておとなしく見えるときに

「あなたっておとなしくていい子ね~」なんて声かけちゃったりすると

”自分はいい子じゃないんだぞっ!”とアピールするために

突然暴れだしたり物投げつけたりするそうな・・・。

思えばそんなこと、あったよな~。


別に子育てだけでなく、家族や仕事仲間との関係を考えたり、

自分の感情と向き合うこととか、そんなことにも応用が利く本だと思いました。

ぜひ世の大人たちに一読してほしいな、と。

とても読みやすくて、そんなに厚い本でもないし、

買わなくても図書館などで是非。


って別に関係者でも何でも無いんだけどね。