大きな本屋さんへ行くと、出口がもうどこか分からなかった。レジで、出口はどこですか?と聞いて、あちらでございます…と言われて、そのまま言われた'あちら'に行けばいいのに。


途中で、あっ…と別の本を見つけて、寄り道をしてしまうから、なんだかぐるぐる回っていて、何度も店員さんに聞くのは、流石に…恥ずかしく。


そんな時に、先生を見つけると、後光の輝く救世主に見えた。腕をガシッと捕まえて…出口がわからないから、教えてくれと言ったら…


じゃあ、一緒に出よう。と、言ってくれはった。これで、楽勝やわ…と思って、エスカレーターでおりたら、また面白そうな本が目について、フラッと行ってしまう。この時点では、もう、先生の事は忘れている。


少し立ち読みをしていたら、先生も急かしてくれればいいのに、好きなようにさしてくれはるから…ハッとなり、ごめんなさい…と、出口だと思った方向に行ったら…


君、そっちは非常口だ。書いてある。真顔


あらっ…💧


とりあえず、もう目についた本の寄り道はせずに、出口へまっすぐ行こうと、エスカレーターで調子よくおりていったら…


君、そこからは地下だ。出口はこっち。


あらっ…💧


さあ、駅に行こうと思って、左に行ったら、先生が…


君、逆だ。駅はこっちだ。


あらっ…💧滝汗


君の方向音痴だけど。想像を絶するな。君は、いつも適当に歩いているみたいだな。と、笑われた。


迷惑をかけて、ごめんなさい…と謝ったら…


別に謝らなくても。君らしくて、いいんじゃない?いつでも助けてあげるから。


と、言われた。たまに、まぐれで方向があっていたりすると、おーっ!て、感動してはったわ。


なんやそれ…。