年明けに先生に会った時に、2日には神戸に戻って来て、論文を書いていた…と聞かされた。 


驚いた。あまりの研究熱心さに。多分、先生は、私に…すごい〜!と言われると思っていたとは思うけど…。


真面目やね。それ、職業病やね。と、言ったら、コケてはったわ。


学生にそんな事を言われた事はないな。大抵は、先生、流石ですね…と言ってくれるんだけどな。と、笑ってはったから…それは、中毒やわ。と、笑いかえしたら、またコケてはった。


君は、裏表なくやっぱりはっきり言うな…。気持ちがいいな。と、笑ってはった。


私の送っておいた年始のファックスはかなり楽しんで頂けたみたいだった。 


君、ファックスをありがとう。年始から、楽しい気分にさせてもらった。あれさ、君のお世話のリストだよな。と笑いながら言われたから、実は訂正があると言った。追加項目で、お茶は朝昼晩の3回でよろしく…と言ったら…

もうさ、何回でもいいから、飲みたい時に言ってくれたらいいから。と、笑いながら言われた。ついでにドイツ語の時間を減らせと言ったら…

あっ、それね。それは譲れない。自分でアラビア語の時間を見つけなさい。ダメだ。と、あっさり言われてしまった。 

体調が悪い時は言ってくれたらいいけど。あとはダメだ。と、厳しかった。

そこは、流石、先生だった。
絶対に流されない。

私の専攻やないのん、忘れてませんか?と聞いたら…

君は専攻と全く違う事をしてるんだから、それ、関係ないでしょ?将来、文献を読む時に必ず役に立つから、時間のまだある今のうちにしておきなさい。と、言われてしまった。

私には本当に優しくて、甘い面があったけど、いざ学問となると容赦なかった。