先生とはよくお茶もしたし、ご飯もしょっちゅう行った。他愛もない話をする事が多かった。それは私が、難しい話だと頭が痛くなる…と言ったから、合わせてくれはった。


ただ、その頃は、私も先生もテレビを見ていなかったから、結局は、時事問題を話す事が多かった。


君、メディアはあくまで参考に。自分の脳でしっかり考えて、整理をしなさい。と、よく言われた。


さて、ある日、先生に衝撃的な質問をいきなりされた。


君にさ、前から聞きたい事があるんだ。君は、この人は、私の事が好きかもしれないって分かるの?例えばさ、優しくされたり、プレゼントをもらったり…何度もでかけましょうって誘われたら?


そういう人は、どうせ皆に同じ事をしてるでしょ?あなたが好きですって言われないと分からない。


えっ?そうなの!?滝汗


前に言ってはった人なら、さっさと好きですって言うたら?じれったいな。と言ったら…


それはできないんだ。今それをすると、その人はもう会ってくれないと思う。そういう人だから。それは、避けたいんだ。


そんな人、もうやめはったら?と言ったら…


その人が、すごく好きなんだ。だから、やめない。と、言われたから、そんなに思われて幸せな人やね。と言ったら…


時期がきたら、考える事にする。君は、無邪気だな。そういうところが、君らしいんだけど。と、笑いながら言われた。


直接好きですとは言われた事はない。

でも、間接的には言われていた。


これも、先生の精一杯だと今ならよくわかる…。