1990年7月の読売新聞記事より
『熱は自然低下待つのが一番』 山田 真医師
夏のかぜの中には高い熱が出るものがたくさんあります。
のどのつき当たりの部分にブツブツが横並びにできるヘルパンギーナ、結膜炎などの炎症(赤くなってはれて痛む状態)が特徴の咽頭(いんとう)結膜熱(プール熱とも言われます)などはその代表といってよく、五日間も熱が続いたりすることもしばしばです。
ところで熱をこわがっている人は世の中にたくさんいますね。
「熱なんてこわくないんだ。熱よりも解熱剤(熱さましの薬)の乱用の方がずっとこわい」ってぼくはあちこちで言い続けてきましたし、医者の立場であるいは患者の立場で
「解熱剤はこわい」と世の中に訴えている人もたくさんいますが、それでもなかなか熱に対する恐怖感はさめることがありません。
「これはウィルスが原因のかぜだと思いますよ。ウィルスの病気に効く薬はありませんから、三日くらいは熱が出続けるでしょう。でも高い熱がそのくらい続いてもなにも心配はいりませんからそのまま見ていて下さい」というように説明しておいても数時間後に「うちの子、39度からちっとも下がりませんが」といった電話がかかってきたひします。
子どものひたいに手をあててみると燃えさかるようにあつい。
そこで体温計ではかってみると、なんと40度もあるなんて場合に親があわてる気持ちは分かります。
「死んじゃうんじゃないか、死なないまでも高熱のために脳がこわされるんじゃないか」というふうに考えていって辛抱できなくなるんでしょうね。
赤ちゃん👶の場合だと高熱の時にからだの一部をピクピクさせたりすることがあるし、幼児だと目を宙にすえて「こわい、こわい」なんて叫んだりすることもあって、もうこうなると気も動転するのかもしれませんが、こういうのも全く心配ありません。
40度や41度くらいの熱で脳に影響するなんてことはありませんからあわてないで下さい。
たいていの場合、熱は自然にさがるのをじっと待つのが最良の方法なのです。熱についてはもう何回かお話しましょう。
補足(本間真二郎医師)・・・子どもの場合、高熱によって脳炎や脳症が起こることを心配される方がいますが医学的にはありません。
熱ではなく別の原因で脳炎、脳症という状態が起きて命にかかわってきます。
唯一、例外は熱中症です。延髄にある体温調節中枢が、高熱によって麻痺(まひ)し体温がどんどん上がってしまい命にかかわってくるので、急速に熱を下げる必要があります。
感想・・・今から30年前の1990年には新聞📰🗞はまだ、ほんとうのことを言える時代だったんですね、ところが今の病院🏥は必ず熱を下げようとする、昨年の2月9日に亡くなった父が少し熱があるとすぐに氷枕で冷やされる、それから免疫力が無くなってどんどん弱っていったように感じます‼️
今の医学界はとんでもない間違い?をしていますね😢

