【マーガリンほど体に悪い油はない‼️】
 
(体内に溶けないプラスチックが入った状態になります!)
 
もっとも酸化が進みやすい食物の代表が「油」です。
 
油というのは、自然界ではさまざまな植物の種子に多く含まれています。
 
お米も「種」なので玄米の中にはたくさんの植物油が含まれています。
 
私たちが通常 「油」 といっているのは、そうした植物の種から搾ったものなのです。
 
キャノーラ油(菜種油)、オリーブオイル、ゴマ油、綿実油、コーン油、グレープシードオイル、さまざまな食用油がありますが、すべて人工的に油分だけを取り出したものです。
 
昔は、「圧搾法」といって機械などで圧力をかけて油を搾り出すという原始的な方法が一般的でした。
 
しかしいまでは、圧搾法を用いているところはごくわずかです。
 
なぜなら、時間を労力がかかる上、ロスも多く、また抽出段階で熱を加えないため他の方法でとったものより早く変質してしまうからです。
 
現在一般的に市販されているオイルの多くは「溶剤抽出法」といって、原材料に化学溶剤を入れドロドロにしたものを加熱し、油を溶け出させたうえで、さらに高圧、高熱下で溶剤だけ蒸発させるというやり方で作られています。
 
この方法だとロスが少なく、加熱してあるので変質もしにくいのですが、この方法で抽出された油は「トランス脂肪酸」という体にとって非常に悪い成分に変わってしまうのです。
 
つまり、腐敗(酸化)しない代わりに体に害を与える成分が含まれているということです。
 
トランス脂肪酸は、自然界には存在しないもので、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすほか、ガン、高血圧、心臓疾患の原因になるなど、さまざまな健康被害をもたらすことが報告されています。
 
欧米諸国では上限値を定め、基準値を超えるものは販売が禁止されていますが、日本は基準が定められていません。
 
そして、このトランス脂肪酸をもっとも多く含んでいるのが、「マーガリン」なのです。
 
動物性脂肪のバターより植物性の油で作られたマーガリンのほうがコレステロールもないし、体によいと信じて使っている人は多いと思いますが、これは大きな間違いです。
 
実はマーガリンほど体に悪い油はないのです。
 
患者さんに食事法の指導をするときにも、
 
「もし家にマーガリンがあったら、すぐに捨てなさい」 といっているほどです。
 
もともと植物油というのは常温下では液体となっています。
 
これは植物油に不飽和脂肪酸を多く含まれるからです。
 
同じ油でも動物性の脂肪が常温で固体であるのは、飽和脂肪酸を多く含んでいるからです。
 
ところがマーガリンは植物油であるにもかかわらず固まったしまいます。
 
なぜマーガリンが常温下でも固まっているのかというと、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に人工的に変化させているからなのです。
 
病気の元になるようなトランス脂肪酸を、次には体の中で溶けにくくしてわざわざ体外に出させないようにしてるのです。(体内に溶けないプラスチックが入っている状態です)
 
これ以上悪い油はないといっていいでしょう。
 
そしてバターの脂も、体内では溶けないのですから、悪いに決まっています。
 
マーガリンと同じくらい多くのトランス脂肪酸を含む脂に「ショートニング」があります。
 
市販のクッキーやスナック類、ファストフードのフライドポテトなどにはたくさんのショートニングが使われています。
 
スナック菓子やファストフードが体によくないとされている理由の中にはこうしたトランス脂肪酸の問題もあるのです。(菓子には大量の白糖が使われています、これも大きな問題ですね)
 
『病気にならない生き方1』 新谷弘実著