【海を見ているとなぜ癒されるのでしょうか?】
今、たくさんの人が自分を見失って、どうしたらいいのかわからなくなっています。
自分は何者なのか? どこへ向かえばいいのか? これからどうしていけばいいのか?
そんなとき、頭で考えてもわかりません
答えは人智を超えたところにあるからです
宇宙にあるからです
大自然にあるからです
どうのこうのと考えずに
大自然(海・山)に行ってみてはどうでしょうか?
自然界と人間との関係
質問:私たちは海へ出掛け、波の音を聞くと安らぎを覚えます。人はなぜ海に惹かれるのでしょうか?
それは海が私たちに生命の波動、宇宙根源の響きを思い出させてくれるからです。寄せては返す波の音は、宇宙の響きそのものを伝えています。
私たちがすっかり忘れ去っていた、しかし心の奥では求め続けていた響きがそこにあるのです。
波は自然の動きそのもので、人工的なものは一切加えられていません。
海自体が自然のエネルギーそのものであり、そのエネルギーが波の動きや音となって私たちに伝わってくるのです。
そのリズムは私たちの肉体の中にも存在しています。
今日(こんにち)、ほとんどの人が多くのストレスや心配事を抱えて生きています。
その中で心や体のバランスを保ってゆくのは容易なことではありません。
もし、私たちが自分たちだけの力で傷ついた肉体や心を癒そうとすれば、それこそ途方もない努力を積みかさねなければならないでしょう。
しかしそんな時海に行けば、海は人々をその胸に抱き取り、宇宙が奏でる調和の響きに戻してくれます。
それが海の持つ役目の一つでもあるのです。
たとえるなら私たちは大海の一滴。
大宇宙の営みの中の一つの生命です。
どんな一滴でも海より生じ宇宙に還ります。
そう考えると、今の人類は宇宙と一つであるという感覚を失ったまま生きているといえます。
宇宙の律動を忘れ去ってしまったのです。
でも、波の音を聞くだけで人は心の故郷に帰ることが出来ます。
心の故郷、それは宇宙の律動、そして神の響きそのものなのです。
人は、波の音を通してそれを思い出すのです。
私は宇宙の一員、神から分かれた生命だったのだと。
宇宙にはさまざまな波動が流れています。
しかし、宇宙本来の根源の波動は平和と調和に満ちたものです。
そして、この世のいろいろな宗教がその宇宙根源の波動を伝えようとしています。
たとえばキリスト教の聖書には
「太初(はじめに)に言(ことば)あり」というくだりがありますが、この言とは宇宙根源の波動のことです。
アメリカインディアンの教えの中にも同じものがあり、彼らの打つ太鼓のリズムにその響きを感じ取ることが出来ます。
『地球を癒す人のハンドブック』 西園寺 昌美 白光出版