子どもの肥満の5~10%には、高血圧、2型糖尿病、脂質異常症などの合併症があるという指摘があり、子どもの肥満の増加が生活習慣病の増加につながると懸念されています。子どもの頃に生活習慣病を発症すると、病気にかかっている期間が長くなることから、成人後にも合併症のおこる頻度が高くなる傾向にあるようです。

生活習慣の側面からみた子どもの健康づくりは早いほどよい、といわれます。「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、3歳の頃の生活習慣はその後も続く傾向にあるようです。例えば、3歳の頃に早寝習慣だった子どもは、小学4年生時も早寝の傾向にあり、その逆のパターンもみられるという報告があります。

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C子さん(女性)は、一人息子のD君をとてもかわいがっていました。 
D君は食欲が旺盛で、ご飯を何杯もおかわりすることもあります。 
C子さんはD君がうれしそうに食事するのを見るのが幸せでした。 
小学校4年生のときにD君は肥満体質と健康診断で指摘されましたが、好きなご飯やお菓子を欲しがると与えていました。 
お腹を空かせるのがかわいそうだし、血色もよく健康そうだったからです。
その後、D君は成長しましたが、35歳のときに突然、網膜症に侵され、右目を失明してしまいました。
 
食生活が豊かになってから、子どもの糖尿病が増えています。 遺伝的に糖尿病にかかりやすい子どもはいますが、その原因のほとんどは、親が甘やかして食べ過ぎを放任することです。
子どもが糖尿病になるとその進行は早いといわれます。 D君のような肥満児は、体育が嫌いで運動不足になることも進行に拍車をかけます。
 
糖尿病網膜症は、典型的な糖尿病の合併症です。 かわいがるのと甘やかすのは別です。
子どもの将来を考えて、きちんと指導することが大切です。
 

 

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肥満、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどは 
どれも体内で活性酸素をたくさん出させる原因となります。
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