入院生活も長くなってきた。

入院生活は退屈だと聞いていた。が、退屈ではなかった。

 長いと思っていた廊下も楽に歩ける。

リハビリセンターに行くようになった。

多くの人が訓練をしていた。

廊下を歩く距離ではなかった。

看護師同行で歩いていく。

歩くことには自信があった。

 看護師のアイデアで階段を登った。

あくる日には、足に凝りが残っていた。

実社会での行動を想った。

不安が膨らんだ。

 看護師さんともよく話すようになった。

病院が抱える問題を想った。

 

 朝焼けの早朝だった。爽やかな早朝だった。

       おわり