入院生活も長くなった。

入院生活は退屈だった。と、聞くが退屈ではなかった。

 若い看護師が落ち着きがないように見えていた。

廊下も急いでいるのか、走ることが多かった。

私は、廊下と部屋を仕切るカーテンを開けていた。

看護師さんがカーテンを開けて顔を観ることがある。

ある時吃驚したことがあった。

それ以来明けていた。

 忙しそうにしている看護師が入って来た。

断わったうえで話をした。

「いつも急いでいますね」

「何か気になることがあるのですか」と、聞いた。

「私は失敗が多いのです。だから急いでいます」

「患者さんから怒られることがあるのです」

私は観察していたことを話した。

 「相手の話を聞いてないように思う。焦っているから聞えないかもしれない」と、話をした。

よく聞いてくれた。

 それからの彼女は落ち着いて観えた。

 

 朝焼けが凄かった。

おわり