

第一回目から毎回出展してくれている 加藤妙子さん 。
彼女とは もう十年近いお付き合いになっている。
まだ春瑠を始めていないころ 、あるデパートの 彼女の初めての個展で 出会った 。
ギャラリーのコーナー、ウインドーに一番メインとなる作品が掛かっているのが
通りすがり…目に入った。
『なに、これ………? 』
能装束の生地で作られたバックに、 フランスのアンティークビーズがいっぱい付いている。
『フォーシーズンズ』という作品 。
ちょうど私の誕生日だったので 、自分へのプレゼントとして求めた 。
加藤さんは 、コシノヒロコさんみたいな デザイナー的?な風貌で 、京都弁らしいけど 大阪のおばちゃんっぽい、 明け透けな人……が第一印象だった。
今もその印象のまま、が加藤さん像だ 。
「私 キラキラやのうて、ギラギラが好きですねん」
その後、家庭画報大賞に 入賞し、 現在まで 全国のデパートやギャラリーで ファンが増え続けている 。
同じような手作りをしている人は、彼女の作品からそのエッセンスを真似ようとするが、
加藤妙子の世界は 誰も盗めない 。
彼女は魔法使い 。
パワフルで独創的なアーティスト。 元は ニットの人で 、レストラン経営も。そして、主婦 、ばあば 、長岡京市民 、商売人 、学びの人 。
「あんたやから 全部渡したげるし………」
と、個展に向けて 200点ほど 一人で作った作品の中から、 好きなものを預からせてくれる。
最初のファンで、ずっと応援者でいつづける私を 大切に思ってくれる 。
春瑠の七年間通じて 、毎月、 彼女の 苦悩と喜びを見てきた 。
「あかん 、 なんやら でけへん……… 」
と昼間 電話で言ってたのに
夜遅く いきなり 「 聞いて! さっき神さん 降りて来はってん ! 」
……………そして朝はやく電話で起こされた私は 、 わかってる 。
「できました。 今から春瑠に送りますさかいに 。………………いまから 寝ますし 。」
さて 、もう一枚の写真は 12月 春瑠での作品です 。
アンティークビーズの めがね紐 です 。
フランス製の紐に 1920年から 1950年の間、
リヨンの サルバトール夫妻のビーズ工場で作られたビーズが いっぱい付けてあります。
一本一本 全部違う色使い。
どれも 可愛いです。
春瑠に見に来て下さい 。
私も もう 寝ます 。