つくってもつくっても
ルールを破る人がでてくるの
「私のルール」を破る人達
「正しく生きてる」って私を証明する為に作ったルールなのに
なんで、みんな従わないの?
みんなありえない
理解できないよ
みんなおかしいよ
私を見てよ
私、正しく生きてると思わない?
なんでみんなそんな勝手なことばっかりするの?
でも、
なぜ、
みんな
そんなに楽しそうなの?
私は正しく生きてるはずなのに、どうしてこんなに苦しいの?
こんにちわ
シドニーから、博多マンゴーでございます
ぐ〜んと冷え込んだり、強風が吹きすさんだりと、落ち着かない天気のシドニー
春の足音なんでしょうね

私のアパートの前で「春」を見つけた
暖かくなって、馬のお巡りさんもパトロールに出動



春の空に響く金の音

これは、シドニー大学のメインの建物。この中でハリーポッターの撮影が行われたんですよ🦉
さて今日はね、ある「本」を紹介させていただきますね
この本
ご存知の方もいらっしゃると思います
重度の自閉症をお持ちで、会話がほぼ不可能な東田直樹さん
作家としてたいへん活躍されてます
私が東田さんを初めて知ったのは、去年の12月半ば
とあるSNSに東田さんを取り上げたNHKの番組のビデオが投稿されていたんです
偶然に見かけたその投稿ビデオがなんだか気になり、何気なく見てみたんです
あの時、東田さんのビデオから受けた衝撃は今でも心に刻まれてます
私ね、そのビデオ見た後、半日寝込んだんです(笑)
もうね、衝撃で、泣けて泣けてしばらく動けなかったです
何がそんなに私の心を打ちのめしたか
それはね、
「私の今までの生き方」でした
私ね.....もう、正直に言いますがね、
自閉症で、人前で奇声をあげたり、突然走り回ったり、意味のわからないことを突然言い始めたり、
私、そんなことする人達って、自分が何をやってるか全くわかってない人達だと思ってたんです
彼らが「自閉症」っていう事さえ知りませんでした
ぶっちゃけてしまえば、
あの人達はアタマおかしいから、自分がやってることわかってない
これが私の本心でした
東田さんは、そのビデオやご自身の本の中で、自閉症が故に、そんな奇行をしてしまう自分が恥ずかしく、消えてしまいたいと思うっておっしゃってるんですね
でも、自分の体をコントロールできないし、言葉を発することもできないので、助けを求めることさえできない
東田さんは「自閉症でも、1人1人が違う」っておっしゃってますから、自閉症全ての人が東田さんと同じとは限らないんですが
でも、東田さんの心の叫びを聞いて、私が今までいかに「人のうわべ」だけをジャッジしながら、批判しながら生きてきたかを、目の前に突きつけられました
人は心の底に沢山の思いを抱えてる
表面に出ているものは、その人のほんの一部でしかない
私はすぐに、母を思ったんです
私がずっと、拒絶して批判して嫌っていた母
「私が正しい、母がおかしい」
が私の心に巣食ってました
東田さんを知って、母の寂しさや悲しみを汲むことさえできなかった私の貧しい心にようやく気づいたんです
母だけじゃなく、今まで私が関わってきた全ての人達
私は、うわべだけしか見ようとしなかった
うわべだけを見ることで「私が正しい」って確認する
そんな薄っぺらい私の生き方が、実は私を苦しめていた、たった1つの原因だったと分かった時の衝撃は計り知れませんでした
言葉を発することができない東田さんは、文章を使って必死に「助け」を求めてます
と、同時に「自分自身を受け入れる」とはどういうことなのかを教えてくれてます
感謝を忘れて干からびてしまっていた私の心は、東田さんの綴る文章によって息を吹き返したかのようです
東田直樹さんには心から感謝します
春の雰囲気なシドニー



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