人は誰しも「アイ」の種を持っている!?
自分だけ角も羽根もないことにコンプレックスを抱いていた
「誰の心にも愛の種はあって、
それを素直に表現すればいいだけ」──
著者の言葉と絵による
シンプルで力強いメッセージが、
静かに、消えることのない輝きをもって
すーっと心にしみていきます。
愛と人が、分かちがたく存在していること。
ただそれに気づくだけで
この世界はもっとシンプルで生きやすくなるのかもしれませんね。
手のひらを大きく広げると、ちょうど同じくらいのサイズになる
可愛い絵本なのですが
ページを開くごとに
まるで自分が豊かで壮大な物語に入っていくかのようです。
それは、きっと緑さんの心にあふれてやまない
大きな大きな愛の源泉があるからなのでしょうね。
14年間の時を超えて
この絵本、実は東日本大震災のあった年に出版されました。
当初5月に出版予定だったため、3月には校正まで進んでいたそうです。
そこにきて、あの未曾有の震災。
クリエイターなら何を思うか──
言葉は、絵は、クリエイティブは何ができるか?
ややもすれば、ユニのように
懸命になりすぎるがあまり、空回りすることもあるのかもしれません。
けれど、出版作業がストップしている間、
緑さん自身を揺さぶる大きな学びと出会いがあったそうです。
そして、再び動き出したときの想いのエネルギーを
祈りに、愛に変えて出来上がったのがこの絵本。
まさに、価値の大転換の中で生まれたのですね。
「本当に大切なものは何か」。
その答えともいえるこの絵本が
今私の手のなかにあります。
秋田緑さんとの出会いは、
このブログでも何度かご紹介してる
『心に刺さったままの言葉のトゲを抜く本』の著者・kokkoさんからのご縁。
この本の表紙イラストと本紙のカットが、秋田緑さんによるものなのです。
本でも人でも「今だから」というタイミングがありますね。
出版された当時ではなく、14年後の今このとき─
手にしていることの意味を思い。
あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
秋田緑さんの絵本はこちらで
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