『人』と『事』どちらに照準を合わせていくのかを
考える必要があります。
『人』に注目する組織は『誰が』失敗し
『誰が』成功したのか『誰の』せいで
こうなったのかを考える組織。
『事』に注目する組織は、失敗の原因となった
『事』は何か?成功の背景にはどんな『事』が
あったのか?と『事実』に注目する組織。
どちらに注目するのが良いのでしょうか?

どちらの視点も大事ですが、特に
問題が起こった時、ミスが生じた時は
まず『人』に注目し、それから『事』に
注目するという順番で考えていくのがお勧めです。
まずは、その『人』しか犯さないミスなのか?
他の人でも起こす可能性があるミスなのか?を考えます。
100%その人しか犯さないミスであるのなら
その『人』に着目し育成する必要がありますね。
その場合、その『人』を形作っている背景を
整理し理解した上で育成が必要になります。
逆に、そのミスが他の誰でも起こしうるミスで
あるのなら、そうなった原因である『事』に
注目する必要があります。
そのミスの手前で、間違った決定をした『人』が
何人いたかではなく、どのような『事』が
積み重なって、そのミスが発生したのか
そこを考える事で、問題の核心に迫ることができるのです。
そのように考えると、組織の中の問題発生の原因は
ある個人のせいというよりは、組織の体質から
生じる問題であり、他の誰でも犯す可能性がある
ミスである事が大半だと言えるのではないでしょうか?
H.D.Iがクライアント企業様のサポートを
させて頂くときにも、自然と問題のある『人』に
視点を奪われがちなのですが、本当の意味での
『再発防止』を実現するために、その原因となった
『事』に注目する視点を忘れないように務めています。
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