前回、書かせて頂いた上司に付き合わされ休日に
ボートレースに狩りだされた若者たちのお話し 。
中編が遅れて申し訳ございません。
ほぼ赤の他人同士の、寄せ集めの20名が
雨の降りしきる中、ボートに乗り込み
2分弱のレースが始まりました。
1本目、他の2チームと比較すると
明らかにバラバラの漕ぎ方のメンバー達。
しかし、レースとは分からないものです。
隣のチームには屈強な男性達が乗り込み
一糸乱れぬ様子で漕いでいたのですが
その勢いで進行方向と直角に曲がってしまい
我らが寄せ集めチームに向かって突進
してきたのです。
その間に寄せ集めチームの息がそろいだし
3艇中、2位目前になったのですが
やはり結束の固い屈強チームに抜かれてしまいました。
でも、僅差でのレースとなり大変盛り上がったのです。
そして、あの仏頂面の若者たちが
ボートを降りて参りました。
びしょぬれになりながらも顔面一杯に
『満足』と書いて下船してきたのです。
組織の中でもそうですが、押し付けられれば
反発が生まれるものです。
でも『仲間と一緒に一つの目標を成し遂げる』
という事は、純粋に人間の本質的な
喜びにつながるのだと、つくづく感じました。
特に、ボートレースの場合、誰か一人が
手柄を立てるわけではありません。
乗船者全員の頑張りが必要です。
組織の中でも、社内の全員が
同じゴールに向かっている事はとても大切です。
それ以上に、大切なのは
社員の一人ひとりがオールを握っているという
実感を持っている事です。
研修やコンサルテーションを通じ、傍観者のような
社員の方にお目にかかる事も増えて参りました。
皆が、同じボートに乗り目標に向かって
真剣に漕ぐ事に必要性を、これからも
伝えていきたいと思っています。
寄せ集めチームは、もう1本、レースに参加しました。
その、お話しは後編に続きます。
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