家を出て、歩き始めた時には大あくび。
私より先に起きだして、廊下をドスドス歩き回ってたから、もうお疲れかも…。
と思いきや、軽快な足取りで、先に立って歩いて行く。
チッチのために何度か立ち止まってフニフニ…
でも、用が済むとまたずんずん進む。
目的意識に燃えて前進するハナコ大先生。
いつも、遠巻きにお散歩ハナコを観察しに来るネコさんも…
普段の、ちょっと小馬鹿にした態度はどこへやら。
今日はゲートに隠れるようにハナコを見ている。
いつもはゲートの前でのんびり寝たまま…なのにね。
ネコさんには目もくれず、すれ違うお友達ワンコさんにも気づかず、私をせきたてるようにウチへ帰る大先生。
それにしても、同じような写真ばっかりだな…。
わが家の塀の外の道では、とうとうダッシュ。
階段だって何のその。
勢いよく駆け上がって…
玄関の中には、ハナコ大先生が一晩中夢に見ていたであろう、朝ご飯が。
足を拭こうと抱き上げる私に、数回のパンチを浴びせてようやくお食事に。
何ごとによらず、
『ライムちゃんが先!』
のわが家だけど、朝のお散歩だけはハナコ大先生が先。
ハナコがお散歩している間に、ライムは朝ご飯。
自分のご飯を横取りしに来る黄金色のハイエナに悩まされないで済むしね。
一方、お散歩さえ済めば、ご飯が待ってるのを知ってるハナコ大先生は、マーキングもそこそこに朝のお散歩をダッシュで終了。
これが、何かで段取りが少し違って、朝食後のハナコがお散歩に出ると、同じコースを歩いても4倍くらい時間がかかる。
何かと忙しい朝は、ハナコがダッシュでお散歩してくれると私も助かるし。
しかし…。
気管虚脱だから、寝ていても時折ゼイゼイ…のハナコ大先生。
こうして、目的意識に燃えて猛ダッシュしても、息も切らさないのはなぜだ
いや、決して、文句があるわけじゃないけど。
むしろ、嬉しいことなんだけど。
ハナコのカイカイと同じで、
『ハナちゃんの言うこと聞いてくれない~』
なんて、ストレスがかかると、ゼイゼイも出てくるような気がするのは…気のせいかな。
大学病院の獣医さんの、
『本当に症状が重くなれば、歩くことなんかできなくなります。
積極的に歩いたりするなら、普段通りに生活させるのが一番。』
という言葉通り、ハナコが大丈夫そうなら当面このまま、朝のダッシュもさせよう…。
しかし、朝ご飯食べたい、ってだけでこの意欲的な歩み。
食欲って…というか、本能ってすごい。