ジブリ映画「思い出のマーニー」をみてきました。
※多少ネタバレあり。できるだけわからないようにしてますが、
これから観る予定の人は、お気をつけて。
見にいこうかどうしようか、迷ってるうちに忘れちゃってたんですが
友人から誘いがあって、行ってきました。
どっちでもいいな、ってときはあえて動かず保留にして、クリーニングして、
流れにまかせて、あとは忘れる。
そのほうがスムーズにうまくいくことが多いんですが、
今回も流れにのってみて、よかったです!
雨上がりの雲の間からのぞく太陽の光のような、
透明感ののこるいい映画でした。
こころを閉ざした少女と、
謎の少女マーニーの交流を描いた映画なんですが、
暗闇の古塔でふるえて動けないマーニーに、主人公が寄り添うシーンがあります。
怖くてうずくまって泣いているマーニーを、
主人公は、なんとか塔から出ようと勇気づけるんですが、
怖がって動こうとしないマーニーを、
おしりを叩いて叱咤激励するでもなく、ほっとくわけでもなく、
そばに座って、毛布をかけてあげて、そっと肩を抱きしめて、
ただいっしょについていてあげる。
そばにいるよ、って言って。
あぁ、わたし、こんなふうに自分に、うにひぴりに
寄り添ってあげられてるだろうか。
ごめんね。
マーニーとうにひぴりが重なって、
胸が痛くなって、涙がこぼれてしまいました。
うにひぴり、というより、わたしのなかの弱虫でおくびょうな部分というほうが正確かな。
びびりな自分を、なさけない、と舌打ちして、
強引にでも、明るい、正しいと思うところへつれていこうと、
ついついしてしまいます。
これはもうクセですね(^^;)
やっぱり今も、弱さを受け入れられないことに、気づかされたし。
それと、最後のお別れのシーン。
許しを乞うマーニーに、主人王が目にいっぱいの涙をためてきっぱりと、
「もちろんよ、マーニー。許すわ。あなたが大好き!」
主人公の固く閉ざしたこころの壁が、氷解した瞬間。
これにまた泣いちゃいました。
けっきょく、マーニーはただの幻想というより、
無意識に脈々とながれていた、いろいろな記憶が織り重なり、からまりあい、
生まれた存在だと思うので、
ある意味ちょっとうにひぴりみたいだ、と解釈しながら観ると、また違ったおもしろさがありそうです。
観る人を選ぶ映画かもしれませんが、
風景の美しさをそのまま切りとるように描かれていて、ため息ものです。
興味のある方は、ぜひ映画館へ~^^おすすめ!