思い出のマーニーをみてから、



自分を大切にするってどういう態度のことなのか、

少しコツがつかめた気がします。



自分を愛する、大事にする、コツっていうか、イメージ。

暗く恐ろしい塔のなかで動けないマーニーに、ただよりそっていたあのイメージ。



思い返してみたら、居心地の悪い感情やフィーリングは

「いやだ」「嫌い」「感じたくない」気持ちが、ベースにあって、

それはつまり、受け入れたくない、っていうのがやっぱり心底にありました。

さっさと手放して、楽になりたい。

いらない、こんなもの。


だから怒りや悲しみを感じて手放そうとするとき、

どこかおざなりだったり、顔は正面むけながら目をそらしていたり、

逆にまきこまれて混乱したり、


「ちゃんと」受けとめていなかった、

自分を大事に、してあげられていないことが多いことに、

いまさらながら、また気づいて、苦笑いです(^^ゞ



わたしが自分によくやるパターンをイメージで例えるなら、


怖がってうずくまるマーニーに内心イライラしながら、強引にひっぱり、

自分をダメにしていくだけのネガティブな思いなんて、百害あって一利なし!とばかりに

とにかくここを出ようと、引きずり出してでも連れて行くか、


あるいは怖がるマーニーのそばで、自分もパニックに陥るか(笑)




でも、主人公のアンナは、手をひいて外へ出ようと誘っても動かないマーニーのそばにいって、

ただ寄り添う。そっと肩を抱いて。毛布をかけて。

そばについているよ、と言って。



自分がネガティブなフィーリングに巻き込まれたとき、

こんなふうに、心底自分に寄り添ってあげられたら、どんなにほっとするだろう。



こわいなら、こわいままで。

怒っているなら、怒っているままで。

不安なら、不安なままで。

どうしていいかわからないなら、わからないままで。

嫉妬しているなら、嫉妬したままで。

許せないなら、許せないままで。

暗闇から動けないなら、動けないままで。



暗い古塔でうずくまるマーニー(自分)のそばに、ついている。

手をにぎって、いっしょにいる。




ただ、あいしてる。

それだけなんですよね。そこにあるのは。




そして、それが、軸。




何度も何度も忘れても、はっと目が覚めては立ち返っていく軸なんだろうと思います。