3月11日 | 読んだら、今すぐやる!牧田と一緒に毎日行動する事で、自分を磨こう!

読んだら、今すぐやる!牧田と一緒に毎日行動する事で、自分を磨こう!

自己啓発は星の数あれど、実践している人はごく僅か。行動を起こす人は、100人に1人。
難しく大変なこと抜きで、私の実践事例を踏まえてあなたの「こころの足かせ」を外します。
ビジネス書を捨て、私と一緒にこのリアルな世界で真の「しあわせもの」を目指しましょう!

高校生の次男坊、どうも調子が悪いみたい。

そりゃそうだ。毎日ハードな部活ときつい勉強の板挟みで部活オフの日は死んだように寝る生活から一転、何もしなくて良い生活が舞い込んで来た訳でしょ?そりゃ、調子悪くもなるよ。

かみさんは「楽しいのに何で調子悪いの?私なんか働きづめだし、休みも家事で大変なのに?」って言うけど、ちょっと、待て。

お酒を嗜む方にはわかると思うけど。金曜日(休前日)の仕事終わって呑むビールって、なんであんなに美味いのかな?って考えたことある?

月曜日から金曜日まで、辛い集中力を要する仕事をこなしてきたからじゃないの?

失礼かも知れないけど、引退して毎日が日曜日の方々は、そこまでの喜びはないのではないかと思う。

「ああ、いつものビールの味だ。風呂に入った後なら、もうちょい旨いかな?」位なのでは?

休みばっかだったら、そら調子悪くもなるだろ。

全国の小中高校生よ。心から同情するよ。

君達は言わば「ありふれた日常の喜びを、新型コロナウイルスにある日突然取り上げられた犠牲者」だからだ。

奇しくも、今日は3月11日。

あの日を境に、人生が大きく変わってしまった人も多いだろう。

何氣ない日常。週末遊び過ぎて億劫な月曜日、それを引きずった火曜日、やっと折り返しの水曜日、何とか迎えた木曜日、後一息の金曜日、そしてゆっくりできる、自由に使える土曜日、日曜日。家族や氣の置けない友達や知人と、氣楽に楽しく過ごす筈の休日。

これらのありふれた日常が、ある日突然取り上げられる恐怖は、私には想像すらできない。

2011年3月11日は金曜日。普通に、週末を迎えられる筈だった。

それが、あっという間に普通ではなくなった。

静岡県まで揺れた地震。間髪入れずに大津波。押し流される町。機能停止して暴走する原発。

当事者の皆様にしか分からない、苦難と忍従の日々の始まりだった。

家や職場を失った人。家があるのに帰れない人。家族や大切な友人、知人を失った人。

その人達の悲しみや怒りや焦りを、この機会に少しでも考えてみて欲しい。

君達は、時間が経てばまた学校に行けるようになるだろう。時間はかかるけど、またいつもの日常に戻れる。

でも、被災地の皆さんはそうではない。卒業式や入学式はなくなった。延期された式も、全員が出席する事はできなくなった。そう、お亡くなりになった方々は、もう戻らない。

学校や職場も、建物ごとなくなった場所も。地平線が見える景色に息を呑んだ人も多いだろう。見慣れた景色が一夜にして変わり果てた廃墟になる哀しみは、いかばかりか。

料理研究家の栗原はるみさんの料理本からの抜粋
「自分一人のために食生活を充実させるのは、至難の業。」
「家族のために料理していることが、私の健康も守ってくれている」
(文化出版局 ごちそうさまが、ききたくて)より。

その日常を、取り戻さなければならない。

それは、君達の人生そのものを取り戻す闘いだ。

人間の尊厳と、喜びを感じられるように。

その為の学びと、鍛練を怠らないで欲しい。

人生は、自分を取り戻す闘いなのだ。

平和な世の中では、見えにくくなっている問い。

その事を、忘れないで欲しい。