今の日本は外国からたくさんの観光客が訪れて日本らしさ、風情、趣きが味わえなくなってしまっているけど、もうしばらくすると落ち着いて来ると思います。
若者が一人旅を安心して出来る、そんな日本に戻って欲しいですね!
今日、Facebookを覗いていたらある方のとても素敵な体験談が掲載されていました。
日本や世界における昨今の出来事に人間不信になってしまいそうですが、感動する話を聞くと
何の根拠もないけれど「日本は絶対に大丈夫なんだ」と心が熱くなるのです。
日本人は素晴らしい‼️
本文
学生時代、貧乏旅行をした。
帰途、寝台列車の切符を買ったら、残金は80円。
もう丸一日以上、何も食べていない。
家に着くのは約36時間後──。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。
すると、見知らぬお婆さんが心配そうな表情で声を掛けてくれた。
わけを話すと、持っていた茹で卵を2個、分けてくれた。
さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、お婆さん曰く──
「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら手を差し伸べてあげなさい。
社会ってそういうものよ」
私は感極まって、泣いてしまった。
お婆さんと別れて列車に乗り込むと、同じボックスにはお爺さんがいた。
最近産まれた初孫のことを詠った自作の和歌集を携えて、
これから遊びに行くのだという。
ホチキスで留めただけの冊子だったので、あり合わせの糸を撚って紐を作り、
和綴じにしてあげた。
ただそれだけのことだったのに──
お爺さんは座席の上に正座し、ぴったりと手をつき、
まだ21歳(当時)の私に、深々と頭を下げた。
「あなたの心づくしは生涯忘れない。孫も果報者だ。
物でお礼に代えられるとは思わないが、気は心だ。
せめて弁当くらいは出させて欲しい。どうか無礼と思わんで下さい」
恐縮したが、こちらの心まで温かくなった。
結局、車中で2度も最上級の弁当をご馳走になり、
駅でお婆さんに貰ったお金は遣わずじまいだった。
何か有意義なことに遣おうと思いつつ、
その千円札は──14年後の今もまだ、手元にある。
腹立たしい老人を見ることも少なくないけれど、
こういう人たちと触れ合うことができた私は、
物凄く、幸運だ。

