会社を辞めて、暇してたら…
「もし暇だったら、夕食どうですか?」とエプソンさんからお誘いがあった。

エプソンさんは、今年6月に横山大観イベントで出逢ったデザイナーさん。
我が家のマッドサイエンティストMAX(兄)と共通の事業をしていたりして、いろいろと面白い話題を提供してくださる。
ちなみにMAXは色盲である。カラーバリアフリーという人種差別問題と同じ名前の仕事をライフワークにしつつ、天皇陛下の前でシーラカンスの解剖をしたり、未来のナースやドクターに人体の世界について教えたりしている。家族LOVE。
それはいいとして…。色。
色盲のMAXと色弱の父と、生まれた時から生活していた私にとって、色はまったく信用できない存在でした。
「私の目で見たエメラルドグリーン」と「MAXの目で見たエメラルドグリーン」は違う色だったし、多分、父とMAXの見ている色も違うと思う。
そんな中で、「あなたの目で見ている赤」と「私の目で見ている赤」が同じ色だなんて思う訳がない。また人は同じ色を見ても、同じ表現をするとは限らないのもステキだ。色は興味深く、信用できず、そして憧れの存在だった。
色に正解はない。

太陽光線と色についても興味津々。
私が愛用しているモンクレーのオレンジ色のダウンジャケット。このジャケット、東京で見るとビビットなのに、スロバキアで見るとシックなんです。これは東京の太陽光線と東欧の太陽光線との違いと思われる。
以前、女優岸恵子がメキシコの映画祭用にパリでとても美しいグレーのドレスを作ったが、実際にメキシコで着たら、ドブネズミみたいに汚らしく映ったそうだ。
メキシコの太陽の下ではインディオが着ているようなビビットな色が美しい。光線によって、色は違って見えるし、感じる。その土地によって、色は違うのだ。

エプソンさん曰く「日本のチップ(印刷などで利用される色見本のカード)は青が充実しているが、ヨーロッパのある国では緑色が充実している。もし、イヌイット(エスキモー)が利用するチップがあれば、白やグレーが充実しているのだろう」
雪や氷、石の世界に生きているイヌイットには、白夜の白もオーロラの白も雪の白も氷の白もグラデーション豊かなんだと思う。それは、シロクマの白とゴマフアザラシの赤ちゃんの白と北極キツネの白を見極めなくては、命にかかわるからだ。
人の目は、食べるものや命にかかわるものを見極めるために色を使っている。

すると、人種や種族、個人の見える色のバリエーションを調べるとしたら、太陽光線というよりも土地の特性や植生などを見て行く方がいいのだろうか?気候で分類すれば、太陽光線も植生も入るね。
色は光の屈折だから、これは…こうで、あれは…

気候からの考察は、また次の機会に(嘘)

yukokalakilaki 暇だったから