といっても、仕事ですが。
今日は、午前は北区の病院へ訪問。午後は違う北区の病院へ、病弱教育に関わっている先生方との情報交換と研修でした。
同じ神戸市でも、北区はかなり山の方になります。有馬温泉や六甲山のあるところといえば他府県の人には分かりやすいかもしれませんね。
普通に雪が降ります。私の住んでいるところと数度は確実に違うと思います。
北区に住んでいる人に言うと怒られるのですが、北区以外に住んでいる神戸市民にとって北区は遠いです。タイトルのようにある意味小旅行です。
そんな北区に、ある想いを持って久しぶりに行ってきました。
北区に行くのは、約1年ぶりのことです。
厳密にいうと、まだ1年たっていないです。
1年前も仕事でした。
北区に住んでいる子どもの家に訪問指導に行って、半休を取り、当時北区の病院に入院していた祖母のお見舞いに行った。
そのとき、訪問した子どもは、あれから数ヶ月後に亡くなりました。
主治医面談を数度して、厳しい見解でした。
だから、急ではなかったわけですが。
治ることを信じていながらも、担任として最悪のことを覚悟してきましたが、やはり平気ではいられませんでした。
自宅に行ったときは、難しいながらもまだ希望があったそんな頃。
病気は白血病。不治の病ではありませんが、彼女のは、たちが悪くて、どんなきつい薬も効かなくて。そうなると、残る選択肢は移植
。
移植する前、必ず少し長めに自宅へ帰ります。移植は、とても大きな治療で、移植してからは数ヶ月あるいはそれ以上は帰れませんから。
彼女が自宅に帰ったのも、移植に向けてでした。
私が自宅に行くと決まったときは、とっても喜んで、地図を書いて説明してくれて。その地図は、まだ捨てずに持ってます。
行った日も、寒いからいいと言ったのに、外に出て待っていてくれて。おばあちゃんに編んでもらった帽子が似合ってた。
家も居心地のいい家で、こんな家に育てば、いい子になるやろうなと思いました。
彼女もすごくいい子。お母さんも、すごくいい人で。これから、私が祖母のお見舞いに行く話をしたら、わがことのように心配してくれて。
だから、授業終わって帰る道中が、物凄く辛くて。
今まで、子どもの辛い治療を見て、泣いて帰ることなんてなかったのに。あの日の帰りだけは駄目でした。後にも先にもあの一度だけです。何度も目をこするふりして涙をぬぐった記憶があります。
それ以来の北区なわけで、しかも午前に訪問した病院から彼女の家まで徒歩10分以内。
彼女、ここの病院を受診してから入院してますし。
思い出さないというのは、無理というか、不自然なわけで。しかも、まだ亡くなって半年と少しだし。
電車乗ってる間は、思い出して、駄目でした。何度もゆるめる呼吸をしたりと、息を整えようとした。授業、入る前にはなんとか。
ゆるめる呼吸を教わったとき、一番に教えたいと思ったのは彼女でしたが。教えることができなくて、心残りのひとつだったりします。
さすがに切り替えて、授業しましたよ。授業の最初にゆるめる呼吸してから。
今日の子もいい子で、病院の対応もすごく暖かくて、清々しくて、非常にやりやすかったです。食堂の人まで優しくて。
初めて、来た病院なのに、すっかりファンになりました(笑)
今回、ピンチヒッターなので、今のところ今日だけですけど。
正直、今日この場所に来るのは辛いなと思っていたんです。
まだ、一年も経たないので。
でも、今日また縁があってくることができて。
まだまだ、辛いけど辛いだけの場所ではなくなりました。
今日は、そんな意味で感慨深い日でした。