花が好きじゃなかった時の話 ~私と1輪の花① | 1輪の花が教えてくれた「ちゃんとしなきゃ」を手放す子育て

1輪の花が教えてくれた「ちゃんとしなきゃ」を手放す子育て

ちゃんとしなきゃ、と力が入っていた心が、ふと選んだ1輪の花でほどけていく。
~花笑み~それは花がほころぶように、人の心がやさしく微笑む瞬間。
子育てに追われる毎日の中で、自分にそっと微笑みを向けたくなるような、小さな気づきをお届けします。

子育てママの心にそっと花笑みの種をまく

はなえみこです。

 

私が、1輪の花を大切に思えるようになるまでのお話を書き綴っていこうと思います。

 

 

 

いまでこそ、スーパーの花売り場で足をとめている私ですが、

以前はあまり興味もなく素通りしてました。

 

今では、

玄関、キッチン、洗面所の出窓の3か所に花を飾っています。

 


花を眺めていると、自分の心があたたかくなります。

でも初めからそうではなかったんです。

 

花との出会いは、

OLとして働き始めた21歳の頃に

親戚の伯母様から

「花嫁修業として、生け花くらいできなきゃね」

と言われたことでした。

 

正直「え?花?」という感じでしたが、

嫌だと言えなくて(涙)

毎週水曜日に

仕事帰りカルチャースクールに通うことになったんですよ。

 

初めてのお稽古では、

先生が説明しながら生けてくれました。

そのあと「花を抜いてもう一度いけてね」と言って、

先生は他の生徒さんのところへ行きました。

 

「もう一度??」と思いながら、

 

先生と同じように生けても面白くない!

と感じた私は、

傾きは同じでも、左右を反転させて生けてみたんです。

 

そしたら先生が

「同じように生けてくれればいいのよ」と

また同じように生け直しされてしまいました。

 

初めに説明がなかったので戸惑ったのですが、

決まったカタチ通りに剣山に挿せばOKだったんです。

 

いけばな教室には10年間通いました。

 

当時と今の違いを比較してみると、

 

毎回の花材は、

お花屋さんが教室に持ってきてくれるので

自分で花を選びません。

 

花は、花材(かざい)と呼んでいたので

愛着をあまり感じなかったです。

 

お稽古から帰ると、

そのままにしていたので

気がつくと枯れていました。

 

月に一度、研究会とよばれる日があって、

自分の級(クラス)ごとに、

同じ花材、同じ型で一斉に生けこみして

点数をつけてもらうのです。

 

花を、決まった長さに切り、

指示された角度に傾けて挿して

型通りに生けるのがポイントです。


本来は、

花の美しさを表現するのに必要な技術なのでしょうが

当時の私には、少し苦痛でした。

 

そのために、

一輪の花姿を綺麗だなと思う感覚はありません。

もったいないことをしていたな、と思います。

 




「花が好きな私」になれたのは

育児をしている時に出会った花サロンです。

 

お花を選ぶところから、花との対話が始まります。

 

「お花の綺麗なところを見つけてね」

と声をかけてもらえて、

自分の思うように生けて良いのです。

 

誰にもジャッジされずに、

自分がいけたそのままで

「いいね、素敵だね」と

共感してもらえる体験をしました!

 

とても新鮮な感覚でした。

お花を綺麗だな、美しいなと

思えるようになったのはこの頃からです。

 

 つづきます。