死が身近に感じられた1週間です。




 

月曜日

私たちが搬入の為に山に上がったその日、その山域で、70代の男性が遭難したという。Twitterで家族が手掛かりを探していることに気がついて知ったのだった。


私たちは搬入したその夜の山中で人為的とも思われる強い光をみた。不思議だったし、夜中9時に私たち以外に山に人がいるとは思えず、恐ろしく思ったのでホタルだと互いに言い聞かせて宿に戻ったので鮮烈に記憶に残っていた。もしかしたらその光は男性のものだったのではないかと怖くなる。

仲間が警察に情報として届けてくれた。



火曜日

遭難者の死を知る。
同じ日に同じ山で死者が出たということ。そのことに強くショックを受ける。




 

水曜日

りゅうちぇるさんが亡くなられた。


夜走る。



木曜日

締め切りが迫っているが、今更慌てても仕方がない。デッドまで出来ることをできるだけ冷静に書き出してプランをたてる。あとはそのプランに従って行動するのみ。ただそれだけだ。

そこに感情はいらない。入る余地はない。

実にシンプルなのだ。




金曜日

同僚の衣類が汗臭くて頭が痛くなった。




土曜日

山の上へあがる。

ケーブルカーを使わずに登る。

汗が吹き出し衣類がびしょびしょに濡れた。







今日もたくさんのお客さんがきた。

遭難者を思い、少しでも何かの役にたつために、山に来た人に積極的に芳名帳に名前を書かせ、どのあたりを散策するのかを尋ねた。その方のアリバイ作りのために。





山に行く際は必ず誰かに言ってほしい。

どんな山でも安全な山はない。



とかいいつつ、帰りもケーブル使わずに下山し、

さらにバスも使わず、渓谷沿いを歩いて駅まで向かう最中にとても怖い思いをした。






日曜日

仕事、どえらい疲れた。

家に帰って作業をしようとしたけど、疲労が強く断念した。