上司にお勧めされたので、原美術館「サイトゥオンブリー展」へ行ってきたよ。
とにかく信頼出来る人物からのおすすめは、絶対に無視しないというのが私の方針でございます。
昨日記事にしたワイエスもオススメされたので研究しておる次第でございます。

ワイエスをはじめとして、多くの画家が言うには
「見えるものを通して見えないものを描く」
あるいは、
「見えないものを描く為に、見えるものを使う」
とのこと。
なるほど、ワイエスの絵は確かに一見具象的な絵画に見えるけれど
見えるものを通して、その周りの気配を感じさせる風合いをもっている。
でね、サイ トゥオンブリーの絵は抽象的なんだけれど
肉体的な感覚や、「なにか」を感じさせるようなもの(なにかってなによって話だけど、心をゆさぶる原始的ななにか)が、あったように思う。
つまりは「目に見えないものそのもの」が、作品に描かれていたように思った。
抑圧的なカラー、
スピード感やエネルギーを感じさせるような描線、
筆跡による質感、
大きさ、
紙という支持体、
見れば見るほど魅力的に見えてきて、目が離せなくなった。

(作品のイメージケーキ…四角いね)
ともすると、「まるで幼稚園児が描いたかのような」、
といわれそうな絵画群だけど、
いやいやどうして、非常に知性的な作品だったように思う。
画集、売り切れてた。
ともかく「なんだこれー!?」と思えるような衝撃はあったし、
作者になりきって描線の軌跡にそって身体を動かしたくなるし、
見に行って良かったよ。
こういうのこそデートで行きたいね。
と、思ったのはカップル率が非常に高かったからだとも言えよう

