宮本三郎美術館に、受賞者作品が掲載されております。
http://www.kcm.gr.jp/miyamotosaburo/photo/7-2.pdf
他の受賞者の方々の作品を見ましたが、
レベルが高くてすごいなあと思いました。
小学生並みの感想ですね
特に宮本三郎記念賞を受賞された方の作品の凄み!
しかも近所らしいし。
きっと授賞式で会えるに違いないので、話をきいてみたいと思うよ。
|「グルルのア」
| 600mm×910mm
| 塩ビ版、ジェッソ、木炭
| 2015
こいつともう1点は対の作品になっているのだけれど、
口をあけた「ア」は、しらけたような、とぼけたような、不気味なような、バカにしているような、皮肉的な、なんともいえないような顔をしています。
|「グルルのン」
| 600mm×910mm
| 塩ビ版、ジェッソ、木炭
| 2015
対する「ン」は、対峙的な、反抗的な、怒りのような、気合いが入ったような顔にしています。
周囲の人たちは「ン」の方が気に入ってくれる人が多いです。
ハンサムっぽくみえるからだろうね。
これらの顔は、社会に対する私の心です。
なんかもうどうでもいいわ、
っていうのと、
これじゃあいかん!
という相反するところでゆれているのです。
これはあくまでデッサンなので、作品以前のものです。
こいつらを下敷きに作品を制作しようと思います。
|「 d-3」
| 850mm×570mm
| 木炭、鉛筆
| 2013
これは「ドローイングとは何か」展(2014)入選作です。
ドローイング、デッサン、作品
これらの違いは自分にとって、けっこう曖昧ではありますが
○ドローイング:動きのあるもの、軌跡、考えやアイデアをビジュアル化したもの
○デッサン:ドローイングよりももう少し進んだもの。考えを熟成させている過程
○作品:考えやアイデアを揺ぎないモノとして「こうだ!」と確定させたもの
なのかなーとぼんやり感じています。
厳密に言うと、デッサンもドローイングも言葉の意味は同じなんですけどもね。
|「 わたしのうし(かげ)」
| 365mm×255mm
| 版画(コラグラフ)
| 2014
これは、作品です。
作品制作をする上で、私はあらかじめ計画を綿密にたてます。
作品構想はドローイングを通してふくらませます。
構図もおよそドローイングで感じをつかみ、デッサンで決断していきます。
作品の具体的な濃淡や明暗、疎密の関係やマチエールの雰囲気もデッサンでつかみます。
つまりはそういうことなのです。
デッサンやドローイングは、作品を制作する工程のひとつだということです。
かといって、それらが作品よりも下にあるものかというとそういうわけではないと思います。作品を支える重要な要素とでも言えるのでしょうか。
ともあれ、受賞した作品はあくまでデッサン作品です。
受賞する事で、「この方向でよし!」と言われているように感じています。
次のコンテストにむけて、これらを下敷きに作品を制作していきたいと思います。
ぽちぽち、マイペースにね。


